AMD、7nmプロセスのRDNAアーキテクチャを採用したワークステーション向けGPU「Radeon Pro W5500」を発売。

Radeon Pro W5500 Mac Pro
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

 AMDが7nmプロセスのRDNAアーキテクチャを採用したワークステーション向けGPU「Radeon Pro W5500」を発売しています。詳細は以下から。

Radeon Pro W5500

 AMDは現地時間2020年02月10日、7nmのRANDアーキテクチャや8GBのDDR6メモリ、PCIe 4.0 x16バスを採用し、デザインやエンジニア用のワークステーション向けGPU「Radeon Pro W5500」を新たにリリースしたと発表しています。

Radeon Pro W5500

To help you beat your next one, we have launched the new design & engineering GPU of choice.
The AMD Radeon™ Pro W5500 Workstation Card is tuned for real-world performance, and superior professional multitasking capabilities.

メーリングリストより

Radeon Pro W5500

 Radeon Pro W5500のCompute Unitが22基、Stream Processorが1408、ピーク性能はFP64が330GFLOPsとAMDが昨年末に発売したCU数36基、SP数2304、ピーク性能556GFLOPsのRadeon Pro W5700には及ばず、AppleはこのW5700をMPXモジュール化した「Radeon Pro W5700X」をMac Pro (2019)に投入すると発表しており、

購入可能になればRadeon Pro W5700X x2基でApple Pro Display XDRが最大6台表示できる環境を構築できる唯一のGPUですが、Radeon Pro W5500はそこまでの性能が必要ないミドルレンジのプロユーザー向けに、AppleもmacOS 10.15.3 CatalinaでGPUドライバをテストしているようです。

Radeon Pro Vega II Duo MPX Module x2台と6枚のApple Pro Display XDR

 Radeon Pro W5500はSingle Slot/Full Heightで出力ポートはDisplayPort 1.4 x4ポートを搭載しており、リフレッシュレート60Hzの4Kディスプレイを最大4台、8Kディスプレイを最大1台利用可能。価格は399ドルで2020年02月中旬を予定し、モバイル向けのPro W5500Mも同時に発表されているので、興味のある方はチェックしてみてください。

macOS 10.15.3 CatalinaのGPU kext

クリックで拡大

コメント

タイトルとURLをコピーしました