ATENがDP Altモード対応のUSB-Cポートを搭載したPCやMac、iPadでHDMIディスプレイとキーボード/マウスを共有し切り替えることができる「2ポート USB-C Gen 1ドッキングスイッチ US3310」を発売しています。詳細は以下から。
ATENジャパン株式会社は現地時間2020年01月20日、1台のHDMI対応ディスプレイとキーボードおよびマウスを2台のPCやMac、iPadで共有/切り替えることができる「2ポート USB-C Gen 1ドッキングスイッチ(電源パススルー対応)(以下、US3310)」を新たに発売したと発表しています。
ATENジャパン株式会社は、マルチポートドックを組み合わせた2ポートUSB-Cドッキングスイッチ(電源パススルー対応)US3310を新発売いたしました。この製品を試用すると、ノートパソコンとAndroidスマートフォンの操作をボタン1つで切り替えることができます。
PR Timesより
US3310はいわゆるKVM (Keyboard, Video and Mouse)スイッチやCPU切替器と呼ばれる複数のPCを一組のディスプレイと入力デバイスで操作するための機器で、フロントに設置されているUSBポートはUSB 3.2 Gen 1仕様のType-Aポートですが、背面には同仕様のUSB Type-Cポートを採用し、DP Alt ModeをサポートしたPCやMac、iPad、スマートフォンを接続することでディスプレイと入力デバイスをケーブル1本で接続/共有することが可能となっています。
出力ポートは一般的なHDMIポート(3840×2160@30Hz対応)で切り替えはワイヤードリモコンを利用し、USB-C電源アダプタを別途用意すれば、背面のUSB-C DCポートからUSB-Cポート1とポート2に接続されているデバイスへ給電することも可能で、ポート1はUSB Power Delivery 3.0仕様で最大85Wまで、ポート2は5V/2Aまでをサポート。
データシートによるとサイズは143 x 119 x 23.8 mm、重さ0.33kgで筐体はアルミニウム製。MacはmacOS 10.12 Sierraを搭載したUSB-C搭載のMacで、iPadはUSB-Cポートを搭載したiPad Pro (2018)で、HIDの観点からアクセシビリティ機能の1つとしてマウスがサポートされたiPadOS 13を推奨となっています。
公式ストアでの価格は26,000円で、公式サイトにはデータシートの他に、マニュアルやCAD描画も公開されているので、興味のある方はチェックしてみてください。
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