AppleがMac Pro (2019)のカスタマイズオプションに税別28万6千円の8TB SSDストレージを追加しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2019年12月10日、Apple T2チップを搭載し最大28-Core Intel Xeonと1.5TBメモリ、Apple AfterburnerアクセレーターやRadeon Pro Vega II Duoモジュールを搭載可能な「Mac Pro (2019)」の販売を開始しましたが、その際に「まもなく登場」としていた8TBのSSDストレージが本日20日よりカスタマイズオプションで追加できるようになっています。
Mac Proは最大8TBの高速なNVMeベースSSDストレージを構成することができます。SSDストレージのパフォーマンスは、従来のハードドライブと比較して大幅に進化しています。Mac Proを起動したり、アプリケーションを立ち上げたり、大規模なプロジェクトを開いたり、大量のデータ処理を伴うタスクに取り組む時に、その速さを実感できるでしょう。SSDストレージは動くパーツを持たないため、とても静かに駆動します。Mac ProのストレージはApple T2 Securityチップで動き、常に暗号化されます。
Mac Pro – Apple(日本)
10日あまりで新オプションが追加されるのはあまり例を見ませんが、8TB SSDストレージオプションは税別286,000円(2,600ドル)で、Mac Pro (2019)のSSDにはユーザーがアクセス可能ですが、AppleがMac向けに開発したSoC「Apple T2」を搭載したMacではメインのSSDがT2と紐付けされ、Appleまたは正規サービスプロバイダでの交換が必要となっているので、必要な方はオプションで追加することをお勧めします。
おまけ
Apple製SSDのオプションはApple Storeや正規サービスプロバイダでしか追加できませんが、Mac Pro (2019)にはPCIeスロットがあるため、Sonnet M.2 4×4 PCIe Cardを利用すれば2TBのM.2 2280 NVMe PCIe SSD x4枚で8TBのRAID 5(SoftRAID)ストレージを構成できます。
おまけ2
また、AppleはMac Pro (2019)のオプションにMPXモジュール仕様の「Radeon Pro W5700X」と「Radeon Pro W5700X x 2」をまもなく追加すると発表しているので、Apple Pro Display XDRを6枚利用したい方はこのオプションを待ったほうがよさそうです。
- Mac Pro – Apple(日本)
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