Mac Pro (2019)のSSD モジュールとキャスターはAppleまたは正規サービスプロバイダなどで交換可能する必要があるそうです。詳細は以下から。
Appleは現地時間2019年12月10日、Apple T2チップを搭載し最大28-Core Intel Xeonと1.5TBメモリなどを搭載可能な「Mac Pro (2019)」の販売を開始しましたが、同時に公開されたサポートドキュメントによると、Mac Pro (2019)に搭載されているSSDモジュールとオプションのキャスターはAppleまたはAppleの正規サービスプロバイダでの交換が必要のようです。
SSD
Mac Pro は最大 2 つのソリッドステートドライブ (SSD) モジュールに対応します。SSD モジュールの取り外しや交換が必要な場合は、Apple または Apple 正規サービスプロバイダにお問い合わせください。
キャスター
オプションで Mac Pro にキャスターを付ければ、簡単に移動できます。すでに Mac Pro をお持ちで、キャスターを取り付けたい場合は、Apple または Apple 正規サービスプロバイダにお問い合わせください。Mac Pro (2019) の部品の取り付けと交換 – Apple サポート
キャスターについては不明ですが、AppleによるとMac Pro (2019)のSSDのモジュールはNVMeベースのApple独自モジュールで、Mac Pro上面向かって左側(M/Bを挟んで拡張カードスロットの裏)にSSD専用のスロットが2つ用意されており、
iMac Proなどと同様にApple T2と紐付けされているため、Appleやサービスプロバイダの「MCU (Mac Configuration Utility)」と「AST (Apple Service Toolkit)」で診断&再度紐付けする必要があるものと思われます。
おまけ
ただし、Mac Pro (2019)へNVMe SSDを増設したい場合はWWD 2019でも発表されていたとおり、PCIe 3.0 x 16対応のPCIeカード「Sonnet M.2 4×4 PCIe Card」に4枚のM.2 2280 NVMe PCIe SSDを接続し最大転送速度12,000MB/sで8TB RAID 5ストレージを構成できる他、
キャスターについては、旧タワー型のMac Proが発売された際にもサードパーティメーカーがキャリアーやCPUスタンドを発売していたため、Mac Pro (2019)用設計のキャリアーやCPUスタンドもそのうち発売されると思われるので、拡張性に優れたMac Pro (2019)でApple製の高いSSDやキャスターを無理に追加する必要もないと思います。
- Mac Pro (2019) の部品の取り付けと交換 – Apple サポート
コメント
動画で紹介しているTembaのバッグは27インチiMac用のものを使ってる。そんなに持ち歩くわけじゃないが、作業場のプチ引っ越しでは、あるとないとじゃ大違い。
サードパーティの邪魔をAppleがどれだけやってくるか楽しみだなー
PCIeスロットもApple認証が無いカードを刺すと認識しないとかありそうだな
ゴミ箱の反省を活かして拡張性を高める、とは何だったのか。
アップルが作業しやすくなっただけで、全然ユーザーメリットになってないね。