MacのロックをApple Watchを用いて解除できるmacOS Sierraの新機能「Auto Unlock」は2013年以降に発売されたMacで利用可能になるようです。詳細は以下から。
AppleはWWDC 2016でApple Watchを着用し、Macをスリープ状態から起こすだけでロックを解除できる「Auto Unlock」機能を発表しましたが、本日公開されたmacOS Sierra 10.12 Beta 2でこの機能が利用できるようになっています。
Apple Watchで自動ロック解除
Apple Watchを身につけていると、あなたのMacに一瞬でアクセスできるようになります。Macをスリープ状態からクイックに復帰させられるので、すぐに準備完了。だから、少しの間電話に出たり、ちょっと席を離れた時でも、ただちに作業に戻れます。パスワードを入力する必要はありません。
Auto Unlockシステム要件
Auto Unlockを利用するにはmacOS 10.12 Sierraが搭載された2013年以降製造のMacおよびiOS 10が搭載されたiPhoneとwatchOS 3が搭載されたApple Watchが必要で、この条件はHandoffなど現在のContinuity機能のシステム要件より厳しいものとなっています。
Handoff および Instant Hotspot
Handoff および Instant Hotspot は、次の Mac モデルでサポートされています。これらの機能を使用するには、OS X Yosemite 以降が必要です。MacBook Air (Mid 2012 以降), MacBook Pro (Mid 2012 以降), MacBook (Retina, 12-inch, Early 2015), iMac (Late 2012 以降), Mac mini (Late 2012 以降), Mac Pro (Late 2013)。iPhone、iPad、iPod touch および Mac で連係機能を使用するためのシステム条件 – Apple サポート
Auto Unlock機能の使用法
Auto Unlock機能を利用するにはまず自分のApple IDへ各デバイスを紐付けし、2ファクタ認証を有効化(2ステップ確認を利用している場合はオプトアウトが必要)。
次に、システム環境設定アプリの[セキュリティとプライバシー] > [一般] > [Apple Watchにコンピュータ設定のロック解除を許可]をONにし、パスワードを入力することでAuto Unlock機能が利用可能になります(*このオプションはMacとApple Watchがペアリングされていなければ表示されません)。
9to5MacのJeff Benjaminさんがこの機能を利用したデモ動画と記事を公開していますが、Auto Unlock機能のハードウェア条件(2013年製以降)が既存のContinuity機能の条件(Mid 2012年製以降)より引き上げられているため、この機能を利用したいユーザーは今後Macを買い換えるか、Continuity Activation Toolなどを利用する必要があるかもしれません。
*macOS SierraではMacのハードウェア条件も引き上げられており、CATは現在のところAuto Unlockをサポートしていません。
コメント
新機能は3年前のモデルまでか…
Apple Careと似てるな
なんで2013なんやろ…
2012なら良かったのに…
ファームウェアパスワードとかmetalは2012からなのに…
とか思ってたらWi-Fiのアンテナくさいな。ac対応2013からだし。