AppleがA10 Fusionチップと最大256GB容量を選択できるようになった「iPod touch (第7世代)」を発売しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2019年05月28日、2015年に発売を開始した前モデルと比較して最大2倍のパフォーマンスとグループFaceTime、拡張現実をサポートした第7世代 iPod touchを新たに発売したと発表しています。
カリフォルニア州クパティーノ――Appleは本日、性能、容量、通信それぞれの機能性を大幅に向上しお求めやすい価格を実現した新しいiPod touchを発表しました。Appleが設計したA10 Fusionチップはゲームに最適なだけでなく、iPodとしては初めて、思わず引き込まれるような拡張現実(AR)体験、さらには家族のメンバー、友達、同僚のような複数人との会話がいっそう簡単になるグループFaceTime機能にも優れたパフォーマンスを発揮します。
新しいiPod touch、さらに向上したパフォーマンスを提供 – Apple (日本)
iPod touch (第7世代)の特徴
iPod touch (第7世代)は筐体はそのままにA10 Fusionチップを搭載した様な仕様となっているため、Lightningコネクタや4インチRetinaディスプレイ、3.5mmヘッドホンジャックが引き続き採用されていますが、ストレージ容量が32GB/128GBに続き、256GBまで選択できるようになっています。
また、プレスリリースでも強調されているように、Apple A8チップを搭載した1世代前のiPod touch (第6世代)ではサポートされていなかったARKitがA10 Fusionチップを採用したことで利用できるようになるため、iPod touchとしては初めて計測アプリなどの拡張現実(AR)アプリを体験することが可能で、2019年秋にスタートされるゲーム・サブスクリプションサービス「Apple Arcade」にも対応予定。
第7, 第6世代iPod touchの製品仕様は以下の通りとなっており、32GB/128GBモデルの価格は据え置き。CPUスペック的にはAppleが2018年03月に発売したApple Pencilをサポートした「新しい9.7インチ iPad」モデルと同じですが、AppleはA10からHEIF画像およびHEVC(H.265)動画のハードウェア・エンコードをサポートしているため、カメラ性能はそのままに、CPUサイドでカメラパフォーマンスがアップされた様な仕様になっています。
第7世代 iPod touch |
第6世代 iPod touch |
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外見 | ||
カラー | スペースグレイ, ゴールド, シルバー ピンク, ブルー, (PRODUCT)RED |
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容量 | 32GB, 128GB, 256GB | 16/64GBモデルは価格改定時に販売終了 |
サイズ | 高さ:123.4 mm x 幅:58.6 mm x 厚さ:6.1 mm | |
重量 | 約88 g | |
チップ | Apple A10 Fusion (組み込みM10モーションコプロセッサ) |
Apple 64bit A8チップ (M8モーションコプロセッサ) |
価格(税別) |
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ワイヤレス |
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ディスプレイ |
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カメラ |
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ビデオ撮影 |
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FaceTime HDカメラ |
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グループFaceTime | サポート | 非サポート (グループFaceTimeは A9+ iOS 12.1.4以降でサポート) |
ARKit | サポート | 非サポート (ARKitはA9+iOS11以降でサポート) |
入出力 |
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センサー | 3軸ジャイロ, 加速度センサー | |
同梱物 | iPod touch本体, Apple EarPods Lightning – USBケーブル, クイックスタートガイド |
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リンク | |
Apple |
- iPod touch – Apple(日本)
- 新しいiPod touch、さらに向上したパフォーマンスを提供 – Apple (日本)
コメント
これで電話の諸々の機能付いてたらXsも8もいらんわw
型流用とはいえ、まだ4インチデバイスはリリース&サポート継続するのな
iPhoneSEのiOS13対応と、SE2も期待していいのかね…
流石にiPodからもヘッドホン端子をなくさなかったようね。
期待してないので、どうでもいいけど…