iOS 11のARKitを利用し、実際の距離を測定できるアプリのデモ動画が公開されています。詳細は以下から。
AppleはWWDC 2017の中で、次期iOS 11に拡張現実(AR)アプリを作成するためのフレームワーク「ARKit」を導入すると発表しましたが、このARKitにはカメラで撮影した実空間のオブジェクトまでの距離を測定できる「Hit Test」などがサポートされており、この機能を利用した距離測定アプリのデモ動画が新たに公開されています。
New in iOS 11.0 – Support for augmented reality.
- Added the ARKit framework that combines device motion tracking, camera scene capture, advanced scene processing, and display conveniences to simplify the task of building an AR experience.
ARKitを利用した距離測定アプリのデモ動画を公開したのはWWDCスカラシップ生のPatrick Balestraさんで、実空間上の床やアイスホッケー用のスティックにポイントし、ポイント間の長さを正確に拡張空間上に表示しています。
Played with ARKit for 1 hour this morning. Here is a pretty accurate distance measurement app. Crazy stuff. https://t.co/7Lv4WX6yov
— Patrick Balestra (@BalestraPatrick) 2017年6月25日
Played with ARKit for 1 hour this morning. Here is a pretty accurate distance measurement app. Crazy stuff.
Patrick Balestra – Twitter
追記
Patrick Balestraのツイートを受けて、iPhoneやAndroidアプリの開発を請け負っている米Laan Labsも同様のアプリのデモ動画を公開しています。
追記
ARKitを利用するにはiPhone 6sやSE, 第5世代iPadなどApple A9以上のSoCを搭載したiOSデバイスが必要です。詳しくはWWDC 2017のセッション602「Introducing ARKit」を参考にどうぞ。
- Introducing ARKit: Augmented Reality for iOS – WWDC 2017 – Apple Developer
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これは便利