Unicode Consortiumが新元号「令和」の合字(U+32FF)を追加した「Unicode 12.1.0」を公開しています。詳細は以下から。
Unicodeの開発や標準化を行っているThe Unicode Consortiumは現地時間2019年05月07日、新元号「令和」の合字が追加されDraftとなっていたUnicode 12.1.0を正式にリリースしたと発表しています。
✨🍾✨ 新時代の幕開けを祝福! ✨🎌✨ #Unicode12_1 がリリースされました! ✨🥳✨ #新元号 #令和 の合字 U+32FF「SQUARE ERA NAME REIWA」が加わり、総文字数は 137,929 個に! ✨🎉✨ 詳しくは → https://t.co/WTSLIyFNwU #Reiwa 🇯🇵 pic.twitter.com/M6CGWGo3QL
— The Unicode Consortium (@unicode) 2019年5月7日
バージョン 12.1 に関する情報とデータファイルがこちらに公開されています。12.1 では日本の新年号「令和」の合字一文字のみを加えており、総文字数は 137,929 となりました。
Unicode コンソーシアムは「令和」をサポートする Unicode 12.1 を正式リリースしました – The Unicode Blog
Unicode 12.1.0ではコードポイント「U+32FF」に㍻(U+337B),㍼(U+337C),㍽(U+337D),㍾(U+337E)に続く新元号「令和」の合字が追加され、これによりUnicodeは合計137,929文字になり、同時にUnicode Common Locale Data Repository(CLDR)と International Components for Unicode(ICU)も、「令和」に対応するようアップデートされています。
令和の合字はAdobeの源ノ角ゴシックや和田研細丸ゴシックフォントの最新バージョンをインストールすることで表示できますが、現在のところmacOS/iOSのシステムフォントには現在のところ登録されておらず、開発者向けに公開されているmacOS 10.14.5/iOS 12.3 BetaではApple Symbolsフォントにこの合字が追加されていることが確認されているので、デフォルトで表示できるようになるにはもう少し時間がかかりそうです。
- Unicode® 12.1.0 – Unicode
- Unicode コンソーシアムは「令和」をサポートする Unicode 12.1 を正式リリースしました – The Unicode Blog
コメント
IPAexフォントも「㋿」(←令和の合字)グリフに対応してます
IPAexフォントを入れたら「㋿」の部分だけIPAexフォントに代替されて表示されますね。最初に源ノ角ゴシックを入れていた時にはそのような代替はされていなかったような