Trend MicroがMac App Storeで「Dr. Antivirus」の公開を再開しています。詳細は以下から。
Trend Microは2018年09~10月にかけて、Mac App Storeで公開していたTrend Micro製の複数のアプリがユーザーのブラウザ履歴を収集し、Trend Microが管理する米国内のAWSへ送信していたと発表。既にAppleによりApp Storeでの公開が停止されていると発表しまし、今後Appleの要件に沿う形に一部機能を変更すると発表していましたが、
当社製macOS向け6アプリ Dr. Cleaner（国内製品名：ライトクリーナー LE）、Dr. Cleaner Pro（国内製品名：ライトクリーナー）、Dr. Antivirus、Dr. Unarchiver、Dr. Battery、Duplicate Finder が、アプリをインストールする直前の24時間以内のブラウザ履歴を一度だけ取得していた件について、一部のアプリ（Dr. Battery）が、ブラウザ履歴を収集することを2018年9月10日時点（日本時間）ではWebサイト上で明示しておらず、この事実を確認後にアプリが収集する情報に関する記載を修正したことが分かりました。
【App Store上の当社アプリに関する重要なお知らせ】2018年12月26日更新 – トレンドマイクロ
現地時間2019年04月15日、Appleにより非公開となっていたアプリ「Dr. Antivirus: Remove Malware(以下、Dr. Antivirus)」の公開が再開されています。公開が再開されたDr. Antivirusはv3.0.0で、プライバシー通知と同意プロセスを強化しており、旧バージョンと同様に月額1.99ドル/年額19.99ドルでPro機能が利用できるようです。
Dr. Antivirus: Remove Malware Version 3.0.0
- Enhancements to privacy notice and consent process
Dr. Antivirus: Remove Malware – Mac App Store
Dr. Antivirusは米Mac App Storeなど一部の地域でのみしか公開されておらず、日本のMac App Storeでは入手できませんが、最近ではTrend Microの「Network Scanner: WiFi security(HouseCall for Home Network)」というアプリがMACアドレスやIP, SSID, オープンポート、ホストネームを収集しているとネットワーク・アナライザ「Debookee」を開発しているTomLaBaudeさんが警告しており、その後、このアプリが一時非公開となっていたので、興味のある方は追ってみてください。
Did you have a look at "Network Scanner", Trend Micro app on App Store?
Although Data Collection is specified somewhere on their website, user is not aware that all MACs, IPs, SSID, open ports, hostnames are sent back for nearly no added value.
Even Google Analytics directly. pic.twitter.com/f2ba91QZTb— TomLaBaude (@tomlabaude) 2019年3月29日
- Dr. Antivirus: Remove Malware – Mac App Store
- 【App Store上の当社アプリに関する重要なお知らせ】2018年12月26日更新 – トレンドマイクロ
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