macOS 10.14.4/iOS 12.2の「Safari v12.1」ではTarget=”_blank”リンクがrel=”noopener”扱いに。

target="_blank"リンク Safari
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 macOS 10.14.4/iOS 12.2の「Safari v12.1」ではtarget=”_blank”リンクにrel=”noopener”が付加されるようになっています。詳細は以下から。

macOS,iOSのデフォルトブラウザ「Safari」のアイコン。

 Appleは現地時間2019年03月25日にリリースしたmacOS 10.14.4 MojaveやHigh Sierra/SierraアップデートおよびiOS 12.2にデフォルトWebブラウザとなるSafariのv12.1を同梱していますが、このSafari v12.1ではtarget=”_blank”リンクにrel=”noopener”が付加するようになっています。

Safari v12.1

target=”_blank” を使用して任意のページから別のページにリンクしている場合、リンク元のページとリンク先のページは同じプロセスで動作します。 そのため、リンク先のページで負荷の高い JavaScript が実行されていると、リンク元のページのパフォーマンスが低下するおそれがあります。
また、target=”_blank” にはセキュリティ上の脆弱性もあります。リンク先のページでは window.opener を使用して親ウィンドウのオブジェクトにアクセスしたり、window.opener.location = newURL によって親ページの URL を変更したりできます。

サイトで rel=”noopener” を使用して外部アンカーを開く  |  Google Developers

 target=”_blank”リンクはリンクを開いた先のサイトから元のWebページを操作できる脆弱性やパフォーマンスに問題があるとしてGoogle Chrome LabsのJake Archibaldさんらがrel=”noopener”を付けるよう推奨していましたが、Safari v12.1ではtarget=”_blank”リンクに対し、デフォルトでrel=”noopener”が付加されるようになっているので、興味のある方は以下のリンクで確認してみてください。

追記

 WordPressでは2017年04月に公開されたWordPress v4.7.4から内部エディタで「rel=”noopener”」を付加するようになっていたそうです。ご指摘ありがとうございます。

◆WordPress4.7.4アップデート内容
2017年4月にリリースされたWordPress4.7.4へのアップデートにより
外部リンクタグ「target=_blank」に対して、
自動で「rel=”noopener noreferrer”」が付与されるようになりました。
このタグの影響により、リファラ(参照元)が会員様のサイトから送信されない様になっております。

WordPress4.7.4アップデートに伴う影響について – A8スタッフブログ

コメント

  1. 通りすがり より:

    iOS12.2関連の記事タイトルと本文で iOS12.2 となっているべき箇所が iOS12.1 になってます

    • applech2 より:

      ご指摘ありがとうございます。iOSはv12.2でSafariはv12.1でした。
      先程修正したので、昼頃には修正されていると思われます。

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