AppleがmacOSでサポートするeGPU製品リストにSonnetの「Radeon RX 560 eGFX Breakaway Puck」を追加しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2019年02月22日、macOS 10.13.4 High Sierra以降のmacOSとThunderbolt 3ポート搭載のMacでサポートしたeGPU製品リストに新たに「Sonnet Radeon RX 560 eGFX Breakaway Puck」を追加したと発表しています。
Thunderbolt 3 all-in-one eGPU products
These products contain a powerful built-in GPU and supply sufficient power to charge your MacBook Pro.Recommended Thunderbolt 3 all-in-one eGPUs:
- Blackmagic eGPU and Blackmagic eGPU Pro 4
- Sonnet Radeon RX 570 eGFX Breakaway Puck
- Sonnet Radeon RX 560 eGFX Breakaway Puck 5
Use an external graphics processor with your Mac – Apple Support
RX 560 GPUについては既にeGPUエンクロージャーを開発している米SonnetがmacOSで利用可能であるとしていましたが、Appleが追加した注釈 5によると、RX 560ベースのeGPUに接続された外部ディスプレイではHDCP保護されたiTunesやストリーミングサービスのコンテンツが再生できない問題があり、これはMacBook ProやAir, iMacなどのBuilt-inディスプレイには影響しないとしています。
Sonnet Radeon RX 560 eGFX Breakaway Puck
正式にサポートリストに追加されたSonnetのRadeon RX 560 eGFX Breakaway Puck(GPU-RX560-TB3)は、Mac mini(196 x 196 x 36 mm)をより一回り小さい15.24 x 13 x 5.1cm、重さ1.88kgで、
出力はDisplayPort 1.4(4K@60Hz) x3ポート, HDMI 2.0b(4K@60Hz) x1ポートを出力を搭載し、MacBook ProやAir, Mac mini (2018)のThunderbolt 3ポートに接続することで最大4台の4Kディスプレイの表示と60WまでのPower Deliveryを行うことが可能となっています。
Sonnet Radeon RX 560 eGFX Breakaway Puckは日本でも秋葉館さんが税別49,800円で販売していますが、Sonnet側が02月12日にアップデートしたマニュアルによると、Radeon RX 560のeGFX Breakaway PuckはmacOS 10.14.2 Mojave以上を推奨とのことなので、購入を検討されている方はチェックしてみてください。
コメント
Mac mini 2018 Mojaveで使用してみましたが、ディスプレイ表示が安定しませんねぇ。
演算ユニットとしてAffinity Photoの高速化(50~80%)は可能でしたが
こんなもん駄目だー