OWCが650W電源を搭載しThunderbolt 3対応のMac/Windows PCサポートしたeGPU Box「Mercury Helios FX 650」などを発売すると発表しています。詳細は以下から。
先日、Thunderbolt 3対応のeGPU Box、Dock、ネットワーク機器などを開発しているサードパーティメーカー「AKiTiO」を買収したアメリカのサードパーティメーカーOWCは現地時間2019年01月06日、CES 2019に合わせて650W電源を搭載しThunderbolt 3対応のMac/Windows PCで利用可能なeGPU Box「Mercury Helios FX 650」などを発売すると発表しています。
LAS VEGAS – January 6, 2019 – OWC®, a leading zero emissions Mac and PC technology company, today announced the availability of the Mercury Helios FX 650, a Thunderbolt 3 external graphics processor chassis (eGPU) that transforms a MacBook Pro, MacBook Air, Mac mini, iMac, or any Thunderbolt 3 equipped PC into a high-end graphics processing workstation.
Press Releases – OWC Digital
Mercury Helios FX 650
Mercury Helios FX 650はOWCが2017年に発売した「Mercury Helios」の650W電源搭載版で、MacはmacOS 10.13.4 High Sierra以降、Windows PCはWindows 10 64-bit v1709以降をサポートし、Radeon RX VegaなどハイエンドGPUを搭載しThunderbolt 3経由で接続することが可能となっています。
筐体サイズは20 x 34 x 18.5 cmで重さ3.2kg、価格は389.00ドルとなっており、公開された互換性GPUチャートではAppleがmacOS 10.14 MojaveでNVIDIAのWebドライバをブロックしているためか、NVIDIA系のGPUはMacと一切互換性がないことになっていますが、
IntelのAlpine Ridgeコントローラーを採用しThunderbolt 3搭載のMacBook AirやMac mini (2018)などでもRadeon Pro WX 7100やRX Vega 56などAMD系のハイエンドGPUを利用できるそうです。
Envoy Pro EX SSD
Envoy Pro EX SSDは昨年発売されたM.2 (NVMe) SSDを搭載したThunderbolt 3接続の外付けディスクですが、2019年モデルは最大2,500MB/sの転送速度の容量2TBモデルまでを用意し、外部をラバースリーブで覆うことで耐落下衝撃性能はMIL規格(MIL-STD-810G)に準拠しているそうです。
容量と価格は以下の通り。
- The Envoy Pro EX
- 500GB – $279.00 MSRP SKU: OWCTB3ENVP05
- 1.0TB – $379.00 MSRP SKU: OWCTB3ENVP10
- 2.0TB – $729.00 MSRP SKU: OWCTB3ENVP20
- The Envoy Pro EX (VE:Video Edition)
- 1.0TB $679.00 MSRP SKU: OWCTB3ENVPV10
- 2.0TB $999.00 MSRP SKU: OWCTB3ENVPV20
その他
その他、OWCはThunderbolt 3対応のエンクロージャーを採用したHDD/SSD「OWC Mercury Elite Pro mini」や、USB Type-C/Thunderbolt 3コネクタが機器から誤って抜けるのを防止するコネクタ「OWC ClingOn」などを発売すると発表しています。
- Press Releases – OWC Digital
コメント
今んところ自分使ってる上で別に支障ないけど、アップルはエンドユーザー確実に離れることすんなよ。
はいはい