AppleがiPhoneのバッテリーとパフォーマンス問題に対するバッテリー交換金額の減額を終了しています。詳細は以下から。
Appleは日本時間2019年01月01日、サポートページ「iPhoneのバッテリー交換」を更新し、2017年01月23日にリリースした「iOS 10.2.1」でバッテリーの状態によりピーク性能をダイナミックに変化させることで突然シャットダウンを防ぐ機能をユーザーに説明なく導入したことで謝罪し減額していたiPhoneのバッテリー交換料金の減額を終了しています。
2018年12月31日までの間、対象となる iPhone 6以降のモデル(iPhone SE を含む)の保証対象外バッテリーサービス料金を3,200円とさせていただきます。なお、3,200 円にてバッテリーサービスを受けられるのはiPhone 1台につき1回限りとさせていただく場合があります。2019年1月1日以降は、iPhone Xの料金が7,800円に、その他すべてのiPhoneモデルの料金が5,400 円に改定されます。
アップデート前のサポートページより
iPhoneのバッテリーとパフォーマンス問題については約2年の年月が費やされたことになりますが、本日1月1日からは、この期間中3,200円だったiPhoneの保証対象外バッテリーサービス料金がiPhone 6~8で5,400円、iPhone Xで7,800円となります。
機種 | 減額中 | 減額終了後 |
---|---|---|
iPhone SE、 iPhone 6、iPhone 6 Plus、 iPhone 6s、iPhone 6s Plus、 iPhone 7、iPhone 7 Plus、 iPhone 8、iPhone 8 Plus |
3,200円 | 5,400円 |
iPhone X | 7,800円 |
iPhoneバッテリー問題のタイムライン
iPhoneのバッテリー問題のタイムラインは以下の通りで、AppleはiOS 11.3で「バッテリーの状態」というiPhoneのバッテリー状態とパフォーマンス制限をユーザーが確認/解除できる機能を追加しています。
- 2017年01月23日
▶Appleが「iOS 10.2.1」で電源管理を導入。 - 2017年末
▶RedditでiPhoneのバッテリーを交換するとパフォーマンスが改善するという報告がされる。 - 2017年12月28日
▶Appleが声明を出し、iOS 10.2.1でパフォーマンスのピーク性能をダイナミックに変化させる機能を導入したことで特定のiPhoneのパフォーマンスが低下したとコメント。 - 2017年12月30日
▶2018年12月までの間バッテリー交換金額を5,600円減額すると発表。 - 2018年03月29日
▶古いiPhoneのバッテリー状態の表示やパフォーマンス管理機能を搭載した「iOS 11.3」をリリース。 - 2018年05月23日
▶2017年01月01日から12月28日までの間にiPhone 6以降の保証対象外バッテリー交換したユーザーに対し5,600円分のクレジットを提供すると発表。 - 2018年07月27日
▶iPhone 6以降の保証対象外バッテリー交換をしたユーザーに対する連絡を終了、08月01日までにAppleからメールが来ない場合はユーザーがAppleへお問い合わせください。 - 2018年12月31日
▶対象となるiPhone 6以降のモデルで、保証対象外バッテリーサービス料金を通常価格の8,800円より5,600円減額し、3,200円で交換するサービスを終了。 - 2019年01月01日
▶iPhoneの保証対象外バッテリーサービス料金の価格がアップデートされ、iPhone SEおよびiPhone 6以降のモデルが5,400円、iPhone Xが7,800円に。
- iPhone 修理サービス料金 – Apple サポート
- iPhone の修理 – バッテリーと電源 – Apple サポート
コメント
iPhone6以前はこれにより減額になる
2016/12ごろに6sのバッテリー交換したけどもうちょっと待てばよかったな。