Apple、iMac(Late 2012)だけでなくLate 2013や2014 5Kなど3TB HDDを搭載した複数のiMacでmacOS MojaveとBootCampの互換性に問題があると発表。

　AppleがiMac(27インチ, Late 2012)だけでなくLate 2013や2014 5Kモデルなど3TB HDDを搭載した複数のiMacでmacOS MojaveとBootCampの互換性に問題があると発表しています。詳細は以下から。

　AppleはmacOS 10.14 Mojaveをリリースした現地時間2018年09月24日、BootCampパーティションがあるiMac(27インチ, Late 2012)の3TB HDDモデルがmacOS Mojaveへアップグレードできず、BootCampパーティションを削除してmacOS MojaveへアップグレードするとBootCampを利用してWindowsをインストールすることができなくなる不具合があるとしてユーザーに警告していましたが、

“Installation cannot proceed with Boot Camp configured” appears when you try to install macOS Mojave on these computers that have an existing Boot Camp partition:

• iMac (27-inch, Late 2012) with a 3TB hard drive
• iMac (27-inch, Late 2013) with a 3TB hard drive
• iMac (Retina 5K, 27-inch, Late 2014) with a 3TB hard driv

The alert appears because the existing Boot Camp Windows partition schema conflicts on these models with APFS, the file system that macOS Mojave uses.

If you see the alert 'Installation cannot proceed with Boot Camp configured' – Apple Support

本日その情報をアップデートし当初告知していたモデルだけでなく、その他のiMacでも同じような問題が確認されたとシステム管理者向けに通知しています。

追加されたiMac

　新たに問題が確認されたのは3TB HDDを搭載したiMac (27-inch, Late 2013)およびiMac (Retina 5K, 27-inch, Late 2014)モデルで、これらの2モデルはiMac (27-inch, Late 2012)と違い、macOS MojaveとBootCampパーティションの共存はできるものの、macOS Mojaveへアップグレードするには一度BootCampパーティションを削除なければならないそうで、

その後、iMacをmacOS MojaveへアップグレードすればBootCampアシスタントを利用してWindows 10をインストールできるそうなので、この問題に合われている方は試してみて下さい。

対象のiMacでmacOS MojaveとBootCampを利用する方法

1. BootCampパーティションにインストールしたWindowsのデータをバックアップ。
2. BootCampアシスタントを利用して、BootCampパーティションを削除。
3. iMacをmacOS 10.14 Mojaveへアップグレード。
4. BootCampアシスタントを利用して、Windows 10をインストール*。
5. Windowsのデータをバックアップからリストア。

• If you see the alert 'Installation cannot proceed with Boot Camp configured' – Apple Support