数式を撮影するだけでLaTeX形式に変換してくれるアプリ「Mathpix for Mac」がアプデートし、履歴表示やLaTeXエディタ機能、フォーマットの選択に対応。

Mathpix snipping toolのアイコン Mathpix
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 数式を撮影するだけでLaTeX形式に変換してくれるアプリ「Mathpix for Mac」がアプデートし、履歴表示やLaTeXエディタ/フォーマットの選択が可能になっています。詳細は以下から。

Mathpix snipping toolのアイコン

 Mathpixシリーズは当時スタンフォード大学の博士課程だったNicolas JimenezさんがiOS向けに開発した数式専用のOCR/Solverアプリで、2018年03月にはMacアプリがリリースされましたが、この「Mathpix for Mac」がv1.3へアップデートし、以下の機能をサポートしています。

Mathpix for Mac

LaTeXフォーマット

 Mathpix for Mac v1.3ではこれまで数式を撮影する前に選択していたLaTeX形式が数式を撮影してLaTeXに変換されてから選択できるようになており、ユーザーは以下の3形式から選択することが可能です。

  • TeX
  • $ TeX $
  • $$ TeX $$

LaTeXエディタ

 また、Mathpix for Mac v1.3にはLaTeX Math用の簡易エディタが追加されており、Shift + Command + Lか、撮影してLaTeX形式で表示された数式をクリックすることでエディタが開き、

LaTeXコードを確認したり、間違った箇所を修正や一部を編集してクリップボードにコピーすることが可能になっています。

履歴表示

 個人的にはこの機能が一番うれしいですが、同バージョンでは[Reload]メニューまたはShift + Command + Oで過去の履歴を表示し、LaTeX形式でコピーすることが可能になっているので、複数の数式をLaTeX化したい時にいちいちメモ帳やクリップボードに保存することなく、連続して数式を撮影し後で貼り付けるといったことができます。

 Mathpix for Mac v1.3は公式サイト及びMac App Storeで無料で配布されているので、興味のある方は利用してみてください。

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