AppleがSafari Technology Preview v56でmacOS 10.12 Sierraのサポートを終了し、次期バージョンを利用するにはmacOS 10.13 High Sierraへのアップグレードを求めています。詳細は以下から。
AppleはmacOS/iOS用ブラウザ「Safari」の次期バージョンに導入する新機能をいち早くチェックすることが出来る「Safari Technology Preview(以下、STP)」を開発者やWebエンジニア向けに公開していますが、現地時間2018年05月16日にリリースされたSTP v56はmacOS 10.12 Sierraをサポートする最後のバージョンとなっているそうです。
May 16, 2018 by Jon Davis @jonathandavis
Safari Technology Preview Release 56 is now available for download for macOS Sierra and macOS High Sierra. If you already have Safari Technology Preview installed, you can update from the Mac App Store’s Updates tab. This release covers WebKit revisions 230913-231553.This is the last release of Safari Technology Preview that will install and run on macOS Sierra. To continue testing or living on the latest enhancements to Safari and WebKit, please upgrade to macOS High Sierra.
Release Notes for Safari Technology Preview 56 | WebKit
High Sierraへのアップグレードを
STPは現在、macOS 10.13.x High SierraおよびmacOS 10.12.6 Sierra向けに提供されていますが、今回のリリースノートによるとSTP v56はmacOS 10.12.6 Sierraへインストール&利用できる最後のバージョンで、AppleおよびWebKitチームは今後リリースされる最新バージョンのSTPを利用したい場合はHigh Sierraへアップグレードするようユーザーに求めており、
macOS 10.12.6 SierraでSTP v56を起動するとHigh Sierraへのアップグレードを行うようApp Storeを開かせるダイアログボックスが表示されるようになっています。Apple製のアプリでは既にXcodeがv9.3で、Final Cut Proがv10.4.1[1]がmacOS Sierraのサポートを終了しているので、
来月(2018年06月)04日 ~ 08日にかけて米カリフォルニア州で開催される「WWDC18」で発表されるであろう次期Safariの新機能を利用するためにはHigh Sierraへのアップグレードが必要になりそうです。
追記
現地時間2018年05月30日に公開されたSafari Technology Preview v57もmacOS 10.12 Sierraをサポートしていました。
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