2018年3月6日で「iPhone SDK(現、Xcode)」がリリースから10年が経過したそうです。詳細は以下から。
Appleの社員番号8番で現在も勤務されているChris Espinosaさんや、The IconfactoryのCraig Hockenberry、ParkWhizのPatrick McCarronさんによると、現地時間2018年03月06日でiOS用IDE「iPhone SDK」が発表されてから10周年を迎えたそうです。
I’ve worked on a lot of products in 40 years at Apple, some obscure (MacODBC ) and some more well-known. Looking back, i don’t think any has been more unexpectedly consequential than Opal, the Xcode version with the first iPhone SDK. The Beta shipped 10 years ago today.
— Chris Espinosa (@cdespinosa) 2018年3月7日
An important download appeared on https://t.co/I6yudeYCZh 10 years ago today.
I wrote a little something about that: https://t.co/3Fr6uffVHK
— Craig Hockenberry (@chockenberry) 2018年3月6日
2008年6月10日、アップルは本日、3月6日の発表以降、アップルのiPhone SDK(ソフトウェア開発キット)のダウンロード数が250,000を超えた事を発表しました。このiPhone SDKによりデベロッパは、アップルがiPhone専用ネイティブアプリケーションを開発する際に使用したものと同様の、機能性に優れたアプリケーションプログラミングインタフェース(API)とツールが利用できます。
iPhone SDKは10年前のこの日、前AppleのSVP Scott Forstallさんらによって示されたiOSロードマップの中で紹介され、3ヶ月で25万ダウンロードを達成し、同時に「iPhone Software Update 2.0」やサードパーティ製アプリを配布する「App Store」、「iPhoneデベロッパプログラム」が発表されていました。
その後、iPhone SDKはXcodeに同梱されるようになり現在はXcode v9.2がリリースされていますが、The IconfacotryはAppleデザインアワードを受賞した「Twitterrific for iPhone」の開発秘話やオリジナルのiPhoneとiPhone Xのベンチマークや解像度の比較などを紹介しているので、興味のある方はチェックしてみて下さい。
- iOS SDK – Wikipedia
- Benchmarking in your pants – furbo.org
- A Lot Can Happen in a Decade – The Iconfactory
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