光デジタルオーディオ出力をサポートしたMacで、特定のアプリ以外でも5.1chサラウンド出力を可能にするユーティリティアプリ「Aura」がリリース。

5.1チャンネルサラウンドアプリ「Aura」 Mac
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 光デジタルオーディオ出力をサポートしたMacで、特定のアプリ以外でも5.1chサラウンド出力を可能にするユーティリティアプリ「Aura」がリリースされています。詳細は以下から。

5.1チャンネルサラウンドアプリ「Aura」

 2016~2017年以前に発売されたMacBook ProiMacMac mini、Mac Proの3.5mmヘッドフォンジャックは「S/PDIF 光デジタル出力」に対応しており、ハードウェアによってはTOSLINKミニプラグアダプタの付いたケーブルなどを利用し最大192kHzでのマルチチャンネル出力が可能ですが、

ミニ 光デジタルオーディオ (S/PDIF) ケーブル (角型ー丸型)

ヘッドフォン/光デジタルオーディオ出力ポート
このヘッドフォン/ライン出力ポートからは、光デジタル音声出力、アナログ音声出力 (24 ビット、44.1 〜 192 kHz D/A コンバータ付き)、デジタル音声出力 (最高 24 ビットステレオ、44.1 〜 192 kHz サンプリング周波数) が可能で、エンコードされているデジタル音声出力 (AC3 および DTS) に対応しています。

Mac mini (Late 2012):外部ポートとコネクタ – Apple サポート

最大192kHzのオーディオ再生に対応したMac

  • MacBook Pro (Retina, 13-inch, Late 2013 ~ Early 2015)
  • MacBook Pro (Retina, 15-inch, Late 2013 ~ Mid 2015)
  • iMac (21.5-inch, Mid 2014 ~ Late 2014)
  • iMac (Retina 4K, 21.5-inch, Late 2015)
  • iMac (Retina 5K, 27-inch, Late 2014 ~ Late 2015)
  • Mac Pro (Late 2013)
  • Mac mini (Late 2014)

Mac用のデフラグアプリ「iDefrag」などを開発&販売しているイギリスのCoriolis Systemsによると、このマルチチャンネル出力はmacOSデフォルトのDVDプレイヤーなど特別なアプリを除いて2チャンネルステレオに制限されているため、同社は新たに多くのアプリで5.1チャンネルサラウンドを可能にする「Aura」をリリースしたと発表しています。

Mac用5.1チャンネルユーティリティAura

This is not just a headphone socket. It’s also an optical S/PDIF connection, which you can use with a Mini-TOSLINK to TOSLINK cable to connect your Mac to your Hi-Fi‡.

  • Sadly, without Aura, you get 2 channel stereo†.
  • With Aura, you get full 5.1 surround sound*.

‡ if you have a machine from 2016 or later, it may not have an optical connection; check the Apple Tech Specs website if you’re unsure (it should list digital or optical output under the 3.5mm audio jack)
† except for pre-encoded content, in applications with special support (e.g. DVD Player)
* requires a Dolby® Digital™ compatible A/V receiver or surround amplifier with a TOSLINK optical input; not all applications support multichannel audio

Aura – Coriolis Systems Limited.

 AuraをインストールするとmacOSのオーディオソースに”Coriolis Aura Surround”デバイスが加わり、バーチャル5.1チャンネルサラウンドが選択できるようになり、”Dolby Digital”対応のAVサラウンドレシーバーやアンプにMacの光デジタル出力ポートから接続することでバーチャル5.1チャンネルサラウンドを体験できるそうです。

Auraの仮想サウンド

 Auraのシステム要件はOS X 10.9 Mavericks以上で、価格は14.95ユーロ(約2,000円)。現在はプレ・リリースバージョンとなっており、全てのアプリが5.1チャンネル化出来るわけではないそうですが、30日間全ての機能を利用できるトライアル期間も用意されているので興味のある方は公式サイトをチェックしてみて下さい。

  • Aura – Coriolis Systems Limited.

コメント

  1. 匿名 より:

    この会社、mojave のFS変更の影響で商売止めてしまわれたようです。
    Aura 試そうと思ったのですが、残念…
    是非類似品の記事を書いていただいて、願わくば google が検索上位へ置いてくれたならば。

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