ParagonがAPFSフォーマットのストレージをLinuxでも利用できるようにする「APFS for Linux」をリリースしています。詳細は以下から。
NTFSフォーマットのストレージをMacでも読み書きできるようにする「NTFS for Mac」などを開発&販売しているドイツParagon Softwareは現地時間2017年12月01日、AppleがiOS 10.3やmacOS 10.13から採用している新しいファイルフォーマット「APFS」でフォーマットされたHDDやSSD, USBメモリなどをLinuxでも利用できるようにする「APFS for Linux」を新たに公開すると発表しています。
Today we introduce Paragon APFS for Linux – the industry-first ISV driver to access Apple File System volumes… https://t.co/sx7GJJNhVY
— ParagonSoftwareGroup (@ParagonSoftware) 2017年12月1日
Apple File System (APFS) is a new file system for macOS, iOS, and other Apple devices. If you work on Linux computer and want to read APFS-formatted HDD, SSD or flash drive, you need APFS for Linux by Paragon Software
APFS for Linux – Paragon Software
APFS for Linuxは現在Technology Preview版となっており扱えるファイルサイズは最大100GBで、APFSフォーマットボリュームからの読み込みのみ(Read-Only Mode)しかサポートしていないそうですが、オートマウントやコマンドラインからの操作が利用できるようです。
Technology Preview版の機能
- List and read APFS volumes formatted with macOS
- Read files up to 100GB in size
- Read resident and fragmented files
- Read file metadata and access rights
- Use shell scripts to build, install, and uninstall the driver
- Build together with other P-FSL drivers
- Contact us to help with technical questions, solution design, integration, and maintenance
価格や発売時期なども明記されていないため今回は発表のみのようですが、興味のある方はコンタクトフォームから連絡を取ってみて下さい。
コメント
オープンソースを流用して金をせしめるのか
Windows版もプレビュー出てる。
しかしAFPSとHFS、別製品で出すのはちょっと残念。