今年後半に発売予定の新しいMac用グラフィックスツール「Pixelmator Pro」は機械学習技術を利用し写真のレイヤー名を自動で決定してくれるそうです。詳細は以下から。
AppleはiOS 11やmacOS 10.13 High Sierraで機械学習技術「Core ML」を開発者に提供していますが、トアニアのPixelmator Teamが現在開発を続けている新しいグラフィックツール「Pixelmator Pro」はこの機械学習技術を利用してドラッグ&ドロップした写真のレイヤーに自動的に名前を付けてくれるそうです。
Our latest film is about one very cool and handy use of machine learning in Pixelmator Pro — Automatic Layer Naming. See it in action below.
Pixelmator Pro Automatic Layer Naming Film – Pixelmator Blog
Sneak Peek
Pixelmator Proの”Automatic Layer Naming”機能はAppleの写真アプリと同じく写真に写っているものを機械学習技術を利用し判別、最適なレイヤー名を割り当ててくれるというもので、公開されたSneak Peek動画には熱気球が写った[IMG_1574]というファイル名の写真をアプリにドラッグ&ドロップすると[Hot Air Balloning]というレイヤー名を付けて保存している様子が映っています。
Automatic Layer Naming機能は自動的に付けられた名前が全く違う場合も考慮し、[推測される名前]というオプションもあるようで、Pixelmator Teamはこの他にもAppleの機械学習技術「Core ML」を利用し、人物検出や自動水平調整、オブジェクトのクイック検出機能もサポートすると発表しています。
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