最新のPixelmator Pro for Macでは同じ拡張子(.pxd)を使うAutodesk SketchBookを検出、問題なければ削除するように通知するようになっています。詳細は以下から。
リトアニアのPixelmator Teamは現地時間2022年04月12日、App Store Best 2018を受賞したMac用グラフィックスツール「Pixelmator Pro」をバージョン2.4へアップデートし、Mac Studioに採用された「Apple M1 Ultraチップ」への対応やレイヤー・サイドバーの再デザインなどを行いましたが、
Pixelmator Pro 2.4 Odesa brings a completely redesigned Layers sidebar, color adjustments and effects layers, over 200 beautiful new vector shapes, support for M1 Ultra, and more.
リリースノートより抜粋
Pixelmator TeamのAurelijaさんによると、同バージョンでは米Autodesk Inc.が開発していたSketchBookアプリを検出し、問題がなければ削除するように通知する機能も実装したそうです。
Pixelmator Teamによると、Autodesk SketchBookアプリはPixelmator Proの拡張子(.pxd)と同じ拡張子で2013年に買収したPixlrのファイルをサポートしており、このファイルがパッケージではなくバイナリフォーマットの場合、macOSがPixelmator Proの.pxdファイルをPixelmator Proのファイルとして認識できなくなるため、以下のようなファイルが開けないという問題が発生しており、
米Autodesk Inc.は2021年06月30日をもってAutodesk SketchBookのサポートを終了したため、既に多くのユーザーがワークフローを他のアプリに移行したと考えこの機能を実装したそうで、もちろんAutodesk SketchBookアプリを使い続けたい場合はアプリを残しておくことも可能ですが、
現在多くのクラウドストレージ・プロバイダーがパッケージ形式をネイティブサポートしていないため、この様に.pxdファイルが開けない問題が発生する可能性があるそなので、ユーザーの方は注意してください。
- Pixelmator Pro – Pixelmator Team
- [Issue] Pixelmator Pro + AutoDesk SketchBook File Extension Conflict – Pixelmator Community
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