macOSアプリのテーマを簡単に変更することが出来るオープンソースのフレームワーク「ThemeKit」が公開されています。詳細は以下から。
ThemeKitはMac用HTTP&REST APIクライアント「Paw」の開発チームおよびNuno Griloさんが公開したオープンソースのフレームワークで、SwiftやObjective-Cで開発されたmacOS用アプリのテーマを簡単に変更することが出来るAPIを提供しています。
Summary
ThemeKit is a lightweight theming library completely written in Swift that provides theming capabilities to both Swift 3.2+ and Objective-C macOS applications.
ThemeKit is brought to you with ❤️ by Nuno Grilo and the Paw team.ThemeKit Reference – ThemeKit Docs
ThemeKitとFlavours
ThemeKitの開発者であるNuno Griloさんは元々OS Xアプリのアピアランスを100通り以上変更できる「Flavours」シリーズを開発していた方で、同アプリはAppleがOS X 10.11 El Capitanでポリシーを変更したことにより開発が終了してしまいましたが、Nunoさんは現在はPawで働きつつThemeKitプロジェクトに貢献しているそうで、
The macOS theme library beind Paw's dark theme is now open source ♥️ A beautiful #Swift implementation by @nfgrilo https://t.co/S8lLEzweIJ
— Paw (@luckymarmot) 2017年7月21日
ThemeKitは既にPawにも採用され(現在のところダークテーマのみ)、ThemeKitを採用したアプリはユーザーが作成したテーマ”.theme”ファイルを利用することが出来るそうなので、macOSアプリを開発されている方はドキュメントなどをチェックしてみて下さい。
- ThemeKit Reference – ThemeKit Docs
- luckymarmot/ThemeKit: macOS theming library – GitHub
- Make your macOS app themable – Nuno Grilo – Medium
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