Mac用バックアップツール「Carbon Copy Cloner」がAPFSボリュームのクローン化を今後サポートすると発表しています。詳細は以下から。
Carbon Copy Cloner(以下、CCC)は米Bombich Software, Inc.が開発しているMacのシステムボリュームの完全なクローンを作成できるバックアップツールですが、このCCCがmacOS 10.13 High Sierraから採用されるAppleの新しいファイルフォーマットAPFSの対応を表明しています。
#HighSierra is coming this fall and bringing us #APFS! Here's an update on our progress and plans for the summer:https://t.co/FLH0UFjjto
— Bombich Software (@bombichsoftware) 2017年6月7日
We have established a procedure to create an APFS startup volume, though, and we’ve even created a proof-of-concept bootable APFS clone.[…] We’re aiming to offer new functionality for creating APFS bootable (and optionally encrypted) backups by the time Apple ships macOS High Sierra in the Fall.
CCC: Support for macOS High Sierra and APFS – Bombich Software
APFSの暗号化手法はCoreStorageのものと全く異なるため現在のところCCCはAFPSボリュームのバックアップをフルサポートしていないそうですが、Bombich SoftwareはAPFSのスタートアップボリュームをHFS+ボリュームへクローンできるCCC v4.1.16-b1をBetaチャンネルを通して提供しており、
起動可能なAPFSボリュームのクローン化もPoCを構築しているそうで、CCC開発者のMikeさんは2017年秋に公開予定のHigh SierraリリースまでにはAPFSをフルサポートしたCCCを提供したいとコメントしているので、興味のある方はトライアル&beta版を利用してみて下さい。
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