iMac 2017モデルはストレージの速度が向上し、1TB FusionドライブはSSDが24GBから32GBへ変更されているそうです。詳細は以下から。
AppleはWWDC 2017の基調講演の中で、Intelの第7世代Coreプロセッサ「Kaby Lake」を搭載したiMac 2017モデルを発表&発売しましたが、同モデルは最大50%高速なSSDを搭載していると発表していますが、Ars TechnicaがiMac 2017 Fusion Drive搭載モデルのベンチマークスコアを掲載しています。
ベンチマーク
ArsがレビューのためにAppleから提供を受けたのはiMac 2017の5K最上位モデル(CPU 3.8GHz, GPU Radeon Pro 580, RAM 8GB, SSD 512GB)で、このモデルを旧iMac 2015の最上位モデル(SSD 512GB搭載)とQuickenchストレージテストを利用し比較したところ、
The late 2015 iMacs gave their SSDs four lanes of PCI Express 2.0 bandwidth. The 2017 models bump this up to four lanes of PCI Express 3.0, roughly doubling the theoretical bandwidth. The actual drives aren’t that much faster, but you still get improved performance with plenty of headroom for the future.
Mini-review: How much faster have high-end iMacs gotten in the last 5 years? – Ars Technica
Read速度は約40%、Write速度は約33%向上しており、2012の128GB SSDモデルと比較するとRead/Writeとも500%以上の違いが確認できたそうです。これはiMac 2017のSSDがPCI Express 2.0(2015モデルでも一部はPCIe 3.0)から3.0へ変更されたことが大きく影響しているようで、その他ストレージについては以下のことが確認できたそうです。
- iMac 2015のSSDはPCI Express 2.0 4レーン、iMac 2017は3.0 4レーン。
- Fusion DriveはiMac 2015モデルと同じく1TB, 2TB, 3TBがオプションとして用意されているが、1TBモデルはSSDが24GBから32GBへアップ。
- Fusion Drive 2TB, 3TBモデルは旧モデルと同じく128GB SSDを使用。
コメント
Fusion Driveってまだ現役だったんだな。
もう全部SSDになってたかと思ってた。
iMacの買おうと思ったけど、テンキー付き選ぶだけでカスタマイズなんだね。
キーボードの標準構成をテンキー付きにしてくれないと価格コムとかで安く買えない。
増量されたのは嬉しいけど、32GBだとOSとAppで埋まっちゃいそうだ
64GBあれば少し余裕ができるんだけど…
誤差レベルじゃんw