ファイル転送やTouch Bar、OpenGLでのレンダリングに対応したMac用VNCクライアント「Screens 4 for macOS」がリリース。

Screens 4 for macOSのアイコン。 仕事効率化
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

 ファイル転送やTouch Bar、OpenGLでのレンダリングに対応したMac用VNCクライアント「Screens 4 for macOS」がリリースされています。詳細は以下から。

Screens 4 for macOSのアイコン。

 Mac/iOS用VNCクライアント「Screens VNC」シリーズを開発しているカナダのEdovia, Inc.は現地時間2017年05月23日、03月からBeta版を公開し開発を続けていた新しいMac用VNCクライアント「Screens 4 for macOS」を正式にリリースしたと発表しています。

Screens 4 for macOS does have some exclusive features such as File Transfers and Touch Bar support. Screens now also relies on OpenGL, which makes rendering insanely fast!

Introducing Screens 4 for macOS – Edovia Blog

 Screens 4 for macOSは新たにユーザーインターフェースが刷新され日本語へのローカライズなどが行われた他、以下の様な新機能が搭載されています。

MacのVNCクライアントScreens v3とv4の比較。

ファイル転送

 Screens 4では新たにドラッグ&ドラッグでのファイル転送が可能になっており、転送されたファイルは[File Transfers]ウィンドウに履歴が表示されます。

Screens 4 for macOSのファイル転送機能。

カーテンモード

 カーテンモードは接続先のMacのディスプレイを隠すことの出来る機能で、例えば家のMacから多くの人の目に触れている会社などのMacに接続しリモート仕事をしている際に、他人に見られたくないファイルやパスワードなどを隠すことが出来ます。

Screens 4 for macOSのカーテンモード。

Touch Barのサポート

 また、Screens 4では現在のところMacBook Proに搭載されているTouch Barにも対応し、Touch Bar上にはツールバーに表示されているアイコンが並び、マルチディスプレイ環境の場合Touch Barから簡単に複数のディスプレイを切替えて利用することも可能になっています。

Screens 4 for macOSのTouch Barサポート。

iCloudサポート

 EdoviaのScreensシリーズはmacOS/iOSプラットフォーム向けにScreens 4 for macOS/4 for iOSアプリが公開されていますが、Screens 4 for macOSではMac App Store版および公式ストア版ともにiCloudでの設定データ同期をサポートしています。

Screens 4 for macOSでサポートされたiCloud。

ワンクリックパスワード

 ワンクリックパスワードはScreens 4 for iOSのワンタップパスワードと同様に、Macにログインする際やシステムアップデート時に必要なユーザーパスワードをワンクリックで入力しシームレスにログインすることの出来る機能で、

Screens 4 for macOSのワンタッチパスワード。

画面共有時に入力したパスワードをツールバーのアイコンを1クリックすることで入力する事が出来ます。

 Screens 4 for macOSではこの他にもURLスキームやOpenGLによるレンダリングをサポートしており、価格はMac App Storeで3,600円となっておりScreens 3 ユーザーでも有償アップデートとなっています。

 ただし、公式ストア版は2017年01月31日以降に購入した方やScreens v1~ユーザーに対して割引価格が提示されており、Mac App Store版もレシートを送ることで公式ストア版に切替えて割引を受けることができトライアル版も公開されているので、興味のある方はチェックしてみて下さい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました