Appleが「Safari Technology Preview 27」および新しい3Dグラフィックス向けAPI「WebGPU」のデモページを公開しています。詳細は以下から。
AppleおよびWebKit開発チームは現地時間2017年04月05日、次期Safariへの採用が予定されている新機能や、不具合修正を行ったプレビュー版Safari「Safari Technology Preview(以下STP)」の27度目のアップデートとなる「STP v27」を公開したと発表しています。
Here are the release notes for today’s Safari Technology Preview release 27 update. https://t.co/ZQQq9JxoAI pic.twitter.com/vyZziFTE9v
— WebKit (@webkit) 2017年4月5日
Apr 5, 2017 by Jon Davis @jonathandavis
Safari Technology Preview Release 27 is now available for download for macOS Sierra. If you already have Safari Technology Preview installed, you can update from the Mac App Store’s Updates tab. This release covers WebKit revisions 213822-214535.Release Notes for Safari Technology Preview 27 – WebKit
STP v27ではアニメーションSVGや小さい画像のレンダリングに関する不具合が修正されているほか、久しぶりの”Browser Changes”としてMacBook Proのバッテリー問題の原因にもなったキャッシュ関連のオプションが新たに追加され、キャッシュを利用せずに表示しているページを再読込する”Reload Page From Origin”が[View]メニューに追加されています。
また、WebKitチームは2017年02月にプロポーザルを公開したWeb用3Dグラフィックス向けAPI「WebGPU」をテストできるデモページを新たに公開し、STP v26から実験的にサポートされたWebGPUの機能を確認できるので、興味のある方はSTP v26以降の[Develop]メニュー → [Experimental Features] → [✅ WebGPU]設定を有効にしてデモサイトにアクセスしてみてください。
- WebGPU Prototype and Demos – WebKit
- Release Notes for Safari Technology Preview 27 – WebKit
コメント