AMD PolarisとFiji GPUをサポートしたeGPUセットアップ用スクリプト「automate-eGPU v1.0.0」がリリースされています。詳細は以下から。
eGPUコミュニティの”eGPU.io”を運営しているThe IT Sageさんによると、同コミュニティのGoalqueさんとFricoRicoさん開発&公開しているMacでAMDなどのeGPUをセットアップするためのスクリプト「automate-eGPU」がv1.0.0にアップデートされ、新たな機能が追加されたと発表しています。
The highly anticipated v1.0.0 of automate-eGPU script to enable eGPU in macOS, now with AMD Fiji and Polaris support https://t.co/Zj1HQsi4Zw
— The IT Sage (@theitsage) 2017年1月16日
What’s new in v1.0.0?
- A new method for rebuilding cache files
- AMD Polaris and Fiji support (limited CUs)
- -skip-agdc option
- -skipdriver renamed to -skip-web-driver
- Removed secondary data scraping methods
goalque/automate-eGPU – GitHub
eGPU.ioコミュニティは先日このスクリプトやAKiTiO Node Thunderbolt 3エンクロージャーを使用し、Thunderbolt 3を搭載したMacBook Pro Late 2016でeGPUの起動に成功しており、v1.0.0では限定的ではありますがAMD PolarisとFijiアーキテクチャのGPUが利用できるようになっているそうです。
このスクリプトを利用するとAppleGraphicsControl.kextなどのドライバが書換えられるほか、Thunderbolt 3搭載のMacBookでは使用していないTB3ポートをUSB-Cアダプターで塞がなければいけないなどの注意事項やオプションが多数記載されているので、利用される方は自己責任で利用してみてください。
- goalque/automate-eGPU – GitHub
- automate-eGPU.sh v1.0.0 – macOS eGPU Installation Tool – eGPU.io
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