Mac/iOS用スニペットアプリ「Dash」がApp Storeから削除されてから100日後の経過を報告しています。詳細は以下から。
ルーマニアのKapeliが開発&販売しているMac/iOS用ドキュメントビューア&スニペットアプリ「Dash」は様々な事情[1, 2, 3]により、昨年10月にMac/iTunes App Storeから削除されましたが、その後100日間でDashのユーザーがどうなったのかを開発者のBogdan Popescuさんが公開しています。
100 Days Without the App Store – https://t.co/sws4IWbpoO.
— Kapeli (@kapeli) 2017年1月12日
Most of the App Store users of Dash 3 have migrated their license to the direct version. I was able to use the in-app notification mechanism I had to let them know about what’s going on so that they don’t get cut off from the app they paid for.
100 Days Without the App Store – Kapeli Blog
Dashのその後
公開されたデータによると、これまでApp Store版を利用していたDashユーザーの84%が公式サイト版にライセンスを移行したそうで、これはライセンス移行ツールとDash 3のアプリ内通知が大きく貢献しており、2016Q4の収益は多少ながら上昇したそうです。
また、PopescuさんはDash for iOSをオープンソース(GPLv3)で公開し、ユーザー自身がBuildし使用できるようにしましたが、公開数日で何人かの開発者[1, 2]がDashをApp Storeで公開しているのが発見されたそうで、Popescuさんはこのアプリについてどのような変更が加えているか分からないため、利用しないように忠告しています。
Dash for iOS returned to the App Store just a few days after I open-sourced it, thanks to He Tiancong and Jie Wang. This is despite the fact that I specifically chose a license that’s incompatible with the App Store. I highly recommend avoiding Dash on the iOS App Store, as I do not know what modifications they have made to my code.
100 Days Without the App Store – Kapeli Blog
結果として、DashはApp Storeを離れてもほぼ影響を受けておらず、今後もサポートを続けていくそうなので、まだ移行されていない方は公式版に移行してみてください。
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コメント
ワイ移行してない(ドヤ)