AppleはMac/iOS用スニペットアプリ「Dash」をApp Storeの購入済みリストからも削除したようです。詳細は以下から。
TwitterやRedditなどによると、Appleは今月始めにApp Storeでの公開を停止したMac/iOS用スニペットアプリ「Dash」をMac/iTunes App Storeの購入済みリストからも削除したようです。
I don’t have an opinion on the whole Dash saga (I don’t like Internet detectives), but, as a customer, removing Dash from account is shitty.
— Federico Viticci (@viticci) 2016年10月16日
This is a problem Apple needs to address on behalf of customers. Good app, paid for with good money, should not be retractable. @pschiller https://t.co/Al8xuGhbTg
— Daniel Jalkut (@danielpunkass) 2016年10月16日
追記
Dashを開発しているKapeliのBogdan PopescuさんはAppleが1,000以上の不正レビューを行ったという声明を発表後、iMoreのインタビューに答え、PopescuさんはDashを開発する以前の学生時代(2010年)にmoveAddictやDockViewというアプリを開発したそうですが、
moveAddict 2.0 released.
— Kapeli (@kapeli) 2010年9月15日
アプリの販売をビジネスにする際に、母が作った銀行口座を通してアプリの販売やAppleの開発者アカウントに登録し利用していたそうです。
その後、2013年にエンジニアである彼の母も彼のXcodeのテンプレートを使いIdeal WeightやBrain Gymといったアプリを開発、App Storeで販売するようになったそうで、
Popescuさんは2012年にリリースしたDashの販売が好調なことから、母に古いアプリのサポートをお願いしDashの開発に専念、そして去年自分名義の銀行口座をAppleに登録しようとしたところ、今回の騒動が起こり、この問題を家族と切り離して解決しようとしたところ、自分や母親の過去のまで公開されてしまう事態になったそうです。
PopescuさんAppleから通知があるまで他の(母の)アカウントが不正レビューを行っていることを知らず、今回の騒動は母のアイデンティティを保護するために行ったことがこの様な結果を招いたと説明しています。また、iMoreのRitchieさんは今後もDashの動向を見守っていきたいとし、ユーザーは巻き添えの被害者となってしまったともコメントしています。
Update: To clarify, the problem being solved for is ultimately the customers who spent money on Dash and can no longer download it. Even if you want to give the developer zero benefit of the doubt, the customers are very real collateral damage.
コメント
よくわからないけど、「秘書がやったことなので私は悪くない」と言って切り捨てるのと同じことをしようとして失敗した、ということでいいの?
母を秘書枠で考えたらあってる
どっちもユーザーのことを考えず「私が正しい!」と主張してるあたりが最高にクールだ
おいおい俺の買ったDashはどうなるんだよ。履歴まで消さなくて良いだろ。もう使ってないからいいけどさ。
息子が昔作った古いアプリの管理を母に任せていて、それらのレビューをかーちゃんが金で水増しして息子をこっそり喜ばせようとしてた
その結果がこれってこと?
子供が読んでるグリム童話にこんな話があった気がする。有能なアプリだったのに残念。
母のせいにするのか・・・
どこまで堕ちるのやら
本当に黒だったならAppleが警告した時点で御免なさいしてれば公にならず済んだ話。
突っぱねてる時点で不正レビュー本当に知らなかったんじゃないかね。
どうみても子供の言い訳にしか聞こえんのだけども
あっちの国の文化だと、こういう言い訳はまじで通用しちゃったりするのかしら?
嘘も貫き通せば信じてくれる人はいるからなあ
真実は知らんけど