PFUがScanSnap S1500やS1300向けにmacOS Sierraでの不具合を修正した「ScanSnap Manager アップデート」の提供を開始しています。詳細は以下から。
株式会社PFUは10月13日、ScanSnap S1500などの機種に対しmacOS Sierraを搭載したMacでアプリケーション連携をすると、スキャンしたファイルが壊れる不具合などを修正した「ScanSnap Manager アップデート V3.2L90」の提供を開始したと発表しています。
■ V3.2L80 → V3.2L90 の変更点
以下の不具合を修正しました。
- macOS Sierraで新たに ScanSnapにてスキャンし、アプリケーション連携すると PDFファイルが壊れる場合があります。
- macOS Sierra、または以前のMacOSでスキャンし作成したPDFファイルを「ScanSnap見開き作成」で編集すると、PDFファイルのページが欠落します。
- macOS Sierraで、新たに ScanSnapにて作成したPDFファイルのファイルサイズが大きくなります。
- macOS Sierraにて Evernoteに連携できない場合があります。
- macOS Sierraで、印刷結果が真っ白になる場合があります。
- macOS Sierraで、カラーモードが白黒で読み込まれたPDFをアプリケーション連携する時に、連携アプリケーションのプレビュー表示が真っ白になる場合があります。
今回のアップデートは既に発売が終了したScanSnap S1500, S1500M, S1300の3機種が対象で、現在販売中のiX500やiX100, SV600などについては既にアップデートが提供されています。
- ScanSnap S1500 – 富士通
- ScanSnap S1500M – 富士通
- ScanSnap S1300 – 富士通
また、米ScanSnapでは今回のアップデートを現地時間10月17日に提供予定で、ScanSnap Evernote Editionについてのアップデートは10月下旬を予定しているそうなので、ユーザーの方はチェックしてみてください。
コメント
これ、Macデフォルトアプリの『プレビュー』で編集すると容量が増える、という問題は解決していないんですよね。