EvernoteからAppleのメモアプリへ移行するツールを比較してみました。詳細は以下から。
Evernoteは本日、有料プランの価格の改定と無料のベーシックプランで利用できる端末数を制限しましたが、EvernoteからAppleのメモ(Notes)アプリへ移行される方からタグなどのメタデータが落ちてしまう件についてコメントを頂いたので、以前公開されたLarry SalibraのApple ScriptとAppleのメモアプリの読込み機能で比較してみました。
移行出来るデータ/出来ないデータ
EvernoteからAppleのメモアプリへ移行したデータは以上のノートで、題名, 本文, タグ, URL, 位置情報, 製作者が記録されており、読み込み後に移行できたデータは以下の通り。
Appleのメモアプリの読込み機能はEvernoteのノート情報の読込みに対応していないものの、テキストスタイルやノート内のコンテンツにはほぼ全て移行可能で、Export AppleScriptはノート内のコンテンツは欠落してしまいますが、ノート情報はコンテンツ内に書き出された形で保持されるので、Evernoteに保存しているデータによって使い分けてみてください。
メモアプリの 読込み機能 |
Export AppleScript |
|
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テキスト | ⭕ | ⭕ |
テキストスタイル | ⭕ | ❌ |
リスト | ⭕ | ⭕ |
リンク | ⭕ | ⭕ |
画像 | ⭕ | ❌ |
タグ | ❌ | ⭕ |
URL | ❌ | ⭕ |
位置情報 | ❌ | ⭕ |
製作者 | ❌ | ❌ |
おまけ
Microsoftのデジタルノートアプリ「OneNote」も既にEvernoteからの公式移行ツールを公開しており、ほぼ全てのノート内コンテンツやタグ情報の読込みに対応していますが、今のところMac用ツールは公開されていません。
- larrysalibra/evernote-to-apple-notes – GitHub
- Evernote のコンテンツを OneNote にインポート – Microsoft
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