Safari Technology Preview v9.1.1ではSafari v9.1の約1.5倍Webアプリケーションのレスポンスが向上しているそうです。詳細は以下から。
先日、AppleとWebKitチームは次期Safariの新機能をいち早く利用できる開発者向けのWebブラウザ「Safari Technology Preview」を公開しましたが、このSafari Tech PreviewではJavaScriptなどの改善が図られており、現在最新のSafari v9.1より約1.5倍高いベンチマークスコアが出ているそうです。
Safari Tech Preview is a lot faster at rendering stuff: BrowserBench Speedometer went from 82 to 128. pic.twitter.com/G85sgS3W9I
— Kevin Chen (@kevinchen) 2016年3月31日
Speedometer Benchmark
AppleはSafariを紹介するWebページでJavaScriptやDOMを用いたJetStream, Speedometer, JSBench」ベンチマークのスコアを他のブラウザと比較しており、その性能は2015年8月時点でChromeやFirefoxを上回ると主張していますが、
16GBのRAM、リリース前のOS X v10.11、2.2GHz Intel Core i7を搭載した15インチMacBook ProでSpeedometer 1.0パフォーマンスベンチマークを使用し、2015年8月にAppleが実施したテスト結果によります。WPA2 Wi-Fiネットワーク接続を使って、リリース前のSafari 9.0、Chrome v44.0.2403.157、およびFirefox v40.0.2でテストを実施。パフォーマンスはシステム構成、ネットワーク接続、その他の要素によって異なります。
先日公開されたSafari Tech Previewではさらにそのスコアを向上させているそうで、実際に現時点で最新のWebブラウザとSpeedometerを利用しWebアプリのレスポンスベンチマークを行ってみましたが、結果は以下の通りでSafari v9.1の約1.5倍ほどになっています。
*MacBook Pro (Retina 13-inch, Early 2015) 下位モデルとSafari v9.1, Safari Technology Preview v9.1.1, Chrome v49.0.2623.110, Firefox v45.0.1を使用し、試行回数は20回
Safari Tech PreviewはOS X 10.11.4以上で利用可能で、データはWebKitと違いSafariと別々に保存されiCloud Driveでのデータ同期にも対応しているので、興味のある方は試してみてください。
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コメント
レスポンスはどうでも良いとして、ホイールでのオートスクロールができないとか
タブが多段にならないとか、使い物にならねえよ、これ・・・
タブのホイールでの切り替えもできないし、ほんとレガシーすぎる。