dGPUを使用したMacBook Pro (15インチ, Late 2016)のバッテリー駆動時間はmacOS 10.12.3アップデート後に大幅に改善するもよう。

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 dGPUを使用したMacBook Pro (15インチ, Late 2016)のバッテリー駆動時間はmacOS 10.12.3アップデート後に大幅に改善するもようです。詳細は以下から。


 Appleは2017年01月23日、MacBook Pro (15インチ, Late 2016)で自動グラフィックスの切替などを改善した「macOS Sierra 10.12.3」をリリースしましたが、Apple Support Communitiesなどで報告されているMBP 15インチ 2016のバッテリー問題をPCWorldのGordonさんがリリースからmacOS 10.12.3まで追跡調査した結果が話題になっています。

macOS Sierra 10.12.3アップデートでは、お使いのMacの安定性およびセキュリティが改善され、すべてのユーザに推奨されます。

このアップデートの内容:

  • MacBook Pro(15インチ、October 2016)での自動グラフィックス切り替えが改善されます
  • Touch Bar搭載MacBook Pro(13または15インチ、October 2016)で、Adobe Premiere Proプロジェクトをエンコーディングする際のグラフィックスの問題が解決されます

macOS 10.12.2の不具合

 PCWorldによると、MBP 15インチ 2016(macOS 10.12.2)のバッテリー駆動時間はYouTubeやNetflixなどをストリーミング再生した場合は約8~9時間とAppleの公称値に近くなり、CPUやGPUを激しく使用するベンチマークやゲームを実行するとバッテリー駆動時間が約1時間弱と急激に減少する今までの結果とは別に

After recharging the laptop, I ran the test using Prime95, which is a pure CPU test. I used the Torture Test Blended mode and manually recorded when the laptop died.Both tasks emptied the battery in just over 80 minutes.

Tested: The truth behind the MacBook Pro’s ‘terrible’ battery life – PCWorld

SafariでWebGLなどを使用するサイトを表示するとGPUがiGPUからdGPU(Radeon Pro)へ切り替わり、Safariを終了してもdGPUを使い続けバッテリーを激しく消費するという不具合がmacOS 10.12.2で確認されたそうで、この不具合のためMBP 15インチでは何もしていなくても常に10W近くのバッテリー消費され、たった206分でバッテリーが空になったそうです。

You can see from this screenshot of the 2016 MacBook Pro 15 running Sierra 10.12.2 that the discrete GPU is consuming power even though the laptop has switched over to integrated graphics. That power drain would occur sometimes even after we quit Safari.

Tested: The truth behind the MacBook Pro’s ‘terrible’ battery life – PCWorld

macOS 10.12.3アップデート後

 GordonさんはmacOS 10.12.3アップデート後にもSafariを使用した同じテストを行ったところ、バッテリーを消費し終えるまでにかかった時間がmacOS 10.12.2の約3倍の631分(10時間31分)まで延びたそうです。

I tested the updated OS running the same task that earlier gave me the horrible 206 minutes of battery life under Sierra 10.12.2. The battery life stretched out to 631 minutes under Sierra 10.12.3.[…]An apparent bug in MacOS 10.12.2 and Safari would cause the Radeon Pro to consume energy even when it wasn’t being used. Apple appears to have fixed it in 10.12.3.

Tested: The truth behind the MacBook Pro’s ‘terrible’ battery life – PCWorld

 これはmacOS 10.12.3でiGPU/dGPUの切替が正しく行われたことに加え、macOS 10.12.3のSafariではWebGLコンテンツを表示した際、iGPUを使用するように変更した事が影響していると思われ、さらにmacOS 10.12.3ではAdobe Premiereがクラッシュする不具合も修正されているので、対象のモデルを使用している方はmacOS 10.12.3へアップデートしてみてください。

コメント

  1. 匿名 より:

    なんか下手くそだなぁ制御

  2. 匿名 より:

    > WebGLコンテンツを表示した際、iGPUを使用する
    なんて小手先の調整をするくらいなら、統合GPU固定の設定を復活してくれと言いたい。