macOS Sierra 10.12.3ではdGPUを搭載したMacBook Proは、SafariでWebGLコンテンツ表示時にiGPUを使用するようになっているそうです。詳細は以下から。
WebKitのレビュアーでも知られているAppleのDean Jacksonさんによると、先日公開されたmacOS Sierra 10.12.3ではiGPU/dGPUのDual GPUを搭載したMacBook ProのSafariでWebGLコンテンツを表示した際、MacはLower-Power GPU(iGPU)を使用するようになっているそうです。
We're investigating ways to allow the higher-power GPU when necessary, while still maximizing battery life.
— Dean Jackson (@grorgwork) 2017年1月24日
On dual-GPU MacBook Pro machines, updated to macOS 10.12.3, Safari uses the lower-power GPU for WebGL. Let me know if you see perf issues.
WebKitチームは現在、必要な時にHight-Power GPU(dGPU)を使用し同時にバッテリー駆動時間を最大限に利用できる方法を検討しているそうで、もしdGPUのパフォーマンスが必要ならば、システム環境設定アプリで「グラフィックスの自動切り替え」をOFFにして欲しいとコメントしているので、Web開発者の方はチェックしてみてください。
おまけ
AppleがmacOS 10.12.3で追加したバッテリーメニューでの「輝度の警告」機能ですが、これはTouhc Barモデルなど一部のRetinaディスプレイを搭載したMacBook Proのみに表示されるようです。コメント欄でのご指摘ありがとうございます。
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