macOS 12 Montereyではウィンドウマネージャ機能が強化され、アプリケーションウィンドウを別のディスプレイに移動すると、そのディスプレイの解像度に合わせたサイズに変更してくれるように。

macOS 12 Montereyのウインドウサイズを自動で変更 macOS 12 Monterey
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 macOS 12 Montereyではウィンドウマネージャ機能が強化され、アプリケーションウィンドウを別のディスプレイに移動すると、そのディスプレイの解像度に合わせたサイズに変更してくれるようになっています。詳細は以下から。

macOS 11 Big SurのFinderアイコン

 Appleは現地時間2016年09月にリリースした「macOS 10.12 Sierra」でWindowsスナップのようなウィンドウマネージャ機能を実装し、アプリケーションウィンドウの境界をダブルクリックするとウィンドウが最大化されたり、別のアプリケーションウィンドウと重なりそうになると重なりを抑制しようとする力がかかるようになり、

さらに2019年10月にリリースされたmacOS 10.15 Catalinaではフルスクリーンボタン(緑色🟢)にマウスポインターをホバーすると、そのアプリケーションウィンドウをフルスクリーンやウインドウを画面右/左側にタイル表示(Split View)、+Optionキーで拡大/縮小、ウインドウを画面右/左側に移動に変化する機能を実装してmacOSでのウィンドウマネージャを強化していますが。

macOS 10.15 Catalinaのフルスクリーンボタン

本日リリースされたmacOS 12 Montereyでは、さらにウィンドウマネージャ機能が強化され、iPadをMacの拡張ディスプレに出来る「Sidecar」機能や、解像度の異なる外部ディスプレイにアプリケーションウィンドウを移動すると、自動的にそのディスプレイに合わせたウィンドウサイズにアプリケーションウィンドウを変更されるようになっています。

macOS 12 Montereyのウインドウサイズを自動で変更

 例えば、上図のように、左側に解像度2880 x 1800のMacBook Pro (13インチ)を、右側に解像度2232 x 1512のiPad Pro (11インチ)をSidecarでMacBook Pro (13インチ)の外部ディスプレイとして設置し、縦方向に最大化したSafariをMacBook Pro側からiPad Pro (Sidecar)側に移動すると、移動終了後にSafariが自動的にiPad Proの解像度で最大されるようになります。

 この機能は同じくmacOS 12 Montereyで導入された別のMacのディスプレイ上に使用中のMacの画面を映し出しミラーリング/拡張ディスプレに出来る「AirPlay to Mac」でも利用できますが、OFFにするオプションは用意されていないようなので、マルチディスプレイ派の方は慣れるしかないようです。

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