macOS 12 MontereyではMacBookシリーズでバッテリー駆動時間を延ばす「低電力モード」が利用可能になりました。詳細は以下から。
Appleは2015年09月にリリースした「iOS 9」で、出先や災害時などiPhoneを充電できない環境下でiPhoneの消費電力量を抑えバッテリー駆動時間を伸ばすことができる「低電力モード (Low Power Mode)」を導入し、
今年のiPadOS 15アップデートでは、この低電力モードがiPadでも利用できるようになりましたが、本日リリースされたmacOS 12 Montereyでは、この「低電力モード」がMacBookシリーズでも利用できるようになっています。
MacBookで低電力モード
macOS 12 MontereyにアップグレードされたMacBookシリーズではシステム要件の[バッテリー]パネルから「バッテリー」駆動時および「電源アダプタ」駆動時で「✅低電力モード」のオプションを利用することが可能で、
デバイスの電源管理コマンド”pmset*”やシステム情報のハードウェア → 電源から低電力モードが有効(1)か無効(0)かを確認することも可能となっています。低電力モードに移行するとバッテリー駆動時間を延ばしたり、より静かに動作させることができますが、
sudo pmset -a lowpowermode 1 #pmsetコマンドでのLow Power ModeのON
低電力モードに移行するとバッテリーやキーボードバックライトの輝度が自動的に暗く調整され、通知のフェッチやiCloud同期などの一時停止、Apple Siliconでは高効率コアの優先使用などが行われ、パフォーマンスが低下するので、出先など充電環境のない場合以外は低電力モードはOFFにしておいた方がいいと思われます。
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