macOS 12 Montereyでは言語データをダウンロードしておくことで、インターネット環境がない環境でもオンデバイスモードで英語や中国語などを日本語へ翻訳することが可能になっています。詳細は以下から。
Appleは2020年09月にリリースした「iOS 14」に英語や中国、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア語はもちろん、日本や韓国、アラビア、ポルトガル、ロシア語の翻訳機能を導入し、2021年06月に開催したWWDC21では、この翻訳機能/アプリをiPadOS 15にも導入、
iOS/iPadOS, macOSのシステム全体に機能を拡大し「テキスト認識表示 (Live Text)」機能でも写真内のテキストが翻訳できるようになると発表するとともに、この翻訳機能をインターネット環境がないオフライン状態でも出来るようオンデバイスモードを追加すると発表しましたが、
macOS 12 Montereyでは以下の通りにオンデバイス翻訳を利用するために必要な言語データがダウンロードできるようになっています。
言語データのダウンロード
言語データのダウンロードはmacOS 12 Montereyのシステム環境設定 → [言語と地域] → [翻訳言語…]から行うことが可能で、Montereyでは日本語の他に、アラビア語、イタリア語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、ポルトガル語、ロシア語、英語(アメリカ/イギリス)、韓国語、中国語(中華民国国語 – 台湾)、中国語(普通話 – 中国本土)の13言語のデータがダウンロードできるようになっています。
ダウンロードした言語データをオンデバイスモードで利用するには、同じウィンドウの左下にある「✅ オンデバイスモード]を有効にしておきます。
後は、Safariやメール、テキスト認識表示、サードパーティ製アプリで英語や中国語などのテキストを選択し、コンテキストメニューから「”Hogehoge…”を翻訳」を選び、翻訳したい(例えば日本語)言語を選択するだけで、インターネット環境がないオフライン状態でもテキストを翻訳することが出来ます。
コメント
これはMontereyの機能なの?Apple SiliconのMLコアが無くても出来るの?
最後のSafariで翻訳しているスクリーンショットは、Safariがオンラインなので、オフラインで実行している見本にならないと思いますよ。
Wifiがオフになってますけど