メールアプリから最大5GBまでの添付ファイルを送信できる「Mail Drop」がiOS 9.2でサポートされたので利用してみました。詳細は以下から。
Mail Dropは「最大5GBまでの添付ファイルをiClcoud上アップロードし、そのリンクを送信。受信者はiCloudから添付ファイルをダウンロードできる」というAppleのメールアプリの機能で、WWDC 2014に発表されOS XではOS X 10.10 Yosemiteから利用できましたが、iOSデバイスでは先日リリースされたiOS 9.2から対応したので早速利用してみました。
Mail Drop を使えば、Mac 上のメールから、または Mac や Windows パソコンで icloud.com/mail から、最大サイズ 5 GB の添付ファイルを送信できます。すべてのファイル形式がサポートされていて、添付ファイルは iCloud ストレージの容量に算入されません。メッセージ (添付ファイルを含む) のサイズがご利用のインターネットサービスプロバイダ (ISP) の上限を上回っている場合は、Mail Drop を使って添付ファイルを送信するように案内されます。
Mail Dropのシステム要件
AppleはiOS 9.2のリリースに合わせてMail Dropに関するサポートページ[1, 2]をアップデートしており、Mail Dropが利用できる環境はiOSデバイス, Mac, Windowsそれぞれ以下の通りに設定されています。
- iOSデバイス : iOS 9.2以上のiOSデバイス
- Mac : OS X 10.10 Yosemite以上かWeb版iCloudが利用できるMac
- PC : Windows 7以上でWeb版iCloudが利用できる環境のPC
Mail Dropの使い方
iOSデバイスからMail Dropを利用するにはまずメールアプリに添付ファイルを追加する必要があります。添付ファイルを追加する方法はメールアプリを起動してメニューから「添付ファイルを追加」する方法や、アプリのApp Extensionから「メールで送信」を選択し添付ファイルを追加する方法などがあるので、利用できる方法で添付ファイルを追加して下さい。
ある一定サイズ(ISPによって異なります)以上の添付ファイルを追加した状態で、icloud.comアカウントからメールを送ろうとするとMail Dropのポップアップが出現し、添付ファイルをiCloud経由で配信するかどうかを問われるので「Mail Dropを使用」を選択します。
後は自動的に添付ファイルがiCloudにアップロードされ、受信者はiCloudから添付ファイルをダウンロードできるようになります。
Mail DropでiCloud上にアップロードされた添付ファイルの利用可能期間は30日間で、受信者はAppleのメールアプリを利用していなくてもメールに記載されているダウンロードリンクから添付ファイルをダウンロードできるので、iOS 9.2にアップデートした方は利用してみてください。
関連リンク
コメント
iOSから大きいファイルを送る機会ってないなぁ
iPhoneとかよりも
iPadProで作った映像なりを送るのとかに使うのかな?
自分の中だけだったら考えない話だけど、使う人はいそうだ
受信の場合はどうなるのだろう
連携アプリに渡せるのだろうか?
あるいは送信だけのサポートか
クソ重Dropboxより早かったら導入を考えよう