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Mac用グラフィックツール「Sketch」を使用していると.DocumentRevisions-V100ディレクトリが肥大化しストレージを圧迫している可能性がある?

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 Mac用グラフィックデザインツール「Sketch」を使用していると.DocumentRevisions-V100ディレクトリが肥大化しストレージを圧迫している可能性があるそうです。詳細は以下から。


Daisy-Disk-Where


 この話題はデザイナーのThomas DegryさんがMediumに投稿した「Sketchアプリがどのようにして我々のMacBookのストレージを200GBも使用しているか」という記事から始まっており、


 「(MacBookのストレージ容量がいっぱいになってきたので)Daisy DiskでMacBookに搭載されている406GBのHDDを解析してみたところUsersディレクトリは136GBしか使用されていませんでした。他のディスクスペースはどこにいったのでしょうか?Daisy Diskは管理者権限での解析は行っていなかったので、ターミナルを開いてrootディレクトリを調べてみたところ”/.DocumentRevisions-V100″ディレクトリが肥大化していることを発見しました」というもので、


Users-Disk-Space

Daisy Disk shows the Macbook’s hard drive filled up for 406GB, though it is only able to account for 50% of the gigs.
The Users folder takes up almost all the space, with only 136GB. So where did all that other space go?
I figured Daisy Disk’s default scan isn’t as administrator, so I opened up a terminal window and started looking around and quickly found this mysterious folder in the root directory of the hard drive: /.DocumentRevisions-V100. It was HUGE.

[How Sketch took over 200GB of our MacBooks – Medium]

 ”/.DocumentRevisions-V100″ディレクトリの容量は以下のduコマンドを使って表示可能で、Thomas Degryさんの場合は約212GBあったそうです。


sudo-du-sh-DocumentRevisions-V100

 sudo du -sh /.DocumentRevisions-V100 

/.DocumentRevisions-V100とは?

 .DocumentRevisions-V100ディレクトリはAppleがOS X 10.7 Lionから導入した「オートセーブ」機能が使用するディレクトリで、Sketchがこの機能を使用している事自体は何も問題ありませんが、


OS-X-Lion-Auto-Save

オートセーブ:OS X Lion のオートセーブは、作業の手が止まったときにデータが保存される機能です。作業をずっと続けている場合は、5 分ごとに保存されます。保存はバックグラウンドで行われるので、保存に気を取られることなく作業を進められます。プログレスバーが作業を邪魔することもありません。

[OS X Lion:オートセーブとバージョンについて – Apple サポート]

 Thomas Degryさんが周りのデザイナーやプログラマーに聞いてみたところ、プログラマーはせいぜい”/.DocumentRevisions-V100″が2GBほどだったのにもかかわらず、Sketchを使用しているデザインチームはこのディレクトリが数十~数百GBに膨れ上がっていたそうです。

I quickly figured out that none of our developers were having this issue, so clearly this was a design related problem.
Not every designer has a folder as big as Maggie’s; some of our designer’s folders were only around 2GB, which is totally fine.

[…]
Figuring out which app was causing this problem was not too hard. The main difference between program usage across our design team is that not all of us use Sketch — some designers still stick to their good old pal Photoshop.

I figured the issues had to be related to this difference. Monitoring this folder proved my point; every time I would hit ⌘ + S on my keyboard, it would add a small 30 megabyte to this folder. Of course, over time, it adds up and you end up with a gigantic folder.

[How Sketch took over 200GB of our MacBooks – Medium]

 これだけでは確信が持てませんが、Thomas Degryさんは実際にSketchを使用して[Command + S]でファイルを保存してみたところ、ファイルを保存する度に”/.DocumentRevisions-V100″の容量が30MBずつ増えていくのを確認しており、この記事を見た他のデザイナー達も同じ現象だと報告しています。


対処法

 ”/.DocumentRevisions-V100″はオートセーブ機能のバージョンデータなので、バージョンデータが必要なければ”rm”しても構いませんが、これだけではSketchのオートセーブ機能が止まらないので以下のdefaultsコマンドを使用してオートセーブを止めてやる必要があるそうです。


Terminal-defaults-write-app-sketch-ApplePersistence

defaults write -app 'sketch' ApplePersistence -bool no

 既に複数の方がこの現象(不具合?)をSketchの開発元であるBohemian Codingに報告しているので、次期アップデートで修正されるかもしれませんが既にSketchを使用している方は確認してみてください。

関連リンク:

コメント

  1. Apple7743 より:

    はげるぞ

  2. Apple7743 より:

    うちも100GBぐらい占領されてた、、、
    これルートユーザーしか消せないの?

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