色々と騒がれているOS X 10.10 Yosemiteですが、そのシェアはOS X 10.8 MountainLion, 10.9 Mavericksより早くOS Xのシェア50%に近づいているようです。詳細は以下から。
ComputerWorldの記事”OS X Yosemite continues swift adoption pace, closes in on 50%“によると「Net Applicationsの統計によればOS X 10.8~10.10がリリース後3ヶ月目(x軸 +2)のOS XのシェアはOS X 10.10 Yosemiteが約45%と最も高く、AppleのOS Xの品質はどうあれ、OS Xのアップグレードを無料化したことは多くのMacユーザーを最新のOSに素早く移行させるというAppleの賭けが成功したことを表している」としており以下のグラフを提示しています。
For December, Yosemite accounted for 45% of all instances of OS X tallied by Net Applications, which estimates operating system user share by counting visits to the websites that deploy its metrics package. It was the first time that Yosemite became the most popular OS X edition.
(略)
Yosemite’s brisk uptake tempo also indicated that even though many have questioned Apple’s software quality and called for the Cupertino, Calif. firm to slow down its release pace, large numbers of Mac owners continued to upgrade. Net Applications’ data tells nothing about customer satisfaction with Yosemite, of course; rolling back to an earlier version after upgrading requires a back-up and more time than most people would want to spend.
What is clear is that Apple’s bet on free OS X upgrades has been successful at moving more Mac users to the newest edition faster than did even low-priced upgrades.
ちなみに、Net Applicationsのデータを元に2012年12月から2014年12月までのMac OS X 10.4 Tiger 〜 10.10 Yosemiteのシェアをプロットすると以下のようになり、
2014年12月での全デスクトップOS内のOS Xのシェアは、
3.21%(約44.38%):OS X 10.10 Yosemite
2.05%(約28.47%):OS X 10.9 Mavericks
0.69%(約9.58%):Mac OS X 10.6 Snow Leopard
0.55%(約7.64%):OS X 10.7 Lion
0.53%(約7.36%):OS X 10.8 Mountain Lion
0.13%(約1.81%):Mac OS X 10.5 Leopard
0.04%(約0.56%):Mac OS X 10.4 Tiger
(注:括弧内はOS X内でのシェア)
となっており、Gregg Keizerさんもコメントしている通り、Macの約20%(5台に1台)は既にサポートされていないOS Xが搭載されているようです。
According to Net Applications, one in five Macs ran an unsupported edition of OS X in December, about the same percentage as the month before. Apple has dropped security support for 2011’s Lion and earlier versions, meaning those editions no longer receive vulnerability patches.
関連リンク:
・OS X Yosemite continues swift adoption closes in on 50% – Computerworld
・Yosemite Adoption – OS X Version Distribution – GoSquared
コメント
>色々と騒がれているOS X 10.10 Yosemiteですが
騒がれてるんだ…
YoseにアップグレードしなければiCloud Driveを使うiOSアプリと同期できなくなるから仕方なく。
致命的なバグというより突然症状が出てくるイライラさせられる欠陥がこれまでより多い。
突然システム全体の動作がスローダウンして超カクカクになるとか。
今のSSD主流だから再起動なんて1分もかからないけど再起動しなければ治らない症状が頻発するのはまともな至極まともではない。
しかしWifiがらみを3ヶ月経っても直せないってのは組織に何らかの致命的な欠陥があるんだろう。
>>突然システム全体の動作がスローダウンして超カクカクになるとか。
これ経験ないわ。どんな環境?
MavericksにダウングレードしたらWi-Fiは繋がるは、文字化けは収まるはいいコト尽しだったから、
今回はYosemiteにしないと不都合がある人以外はアップデートしなくても良かったかもしれないね
Wifiの問題はどんな症状の事なんだろ
繋がらない問題?それとも遅いのかな?
ていうかOSXもiOSもアップデートしないとAppStoreに弾かれるからしぶしぶアップデートするのが慣例になりつつあるんだけど・・・
そうでなきゃMountainLion使ってたいし。
まぁOSXなら最小限の要領でパーティション区切ってAppStore認証のためだけに最新版を入れとくって手がまだ使えるけど。
いろいろ騒がれてるみたいだけど 自分のところでは特に問題がないので 対岸の火事ですね
Wifiもアレだがインターネットシェアリング使おうとすると設定がグレー化するのは大概にしてほしい
>>OSXもiOSもアップデートしないとAppStoreに弾かれる
えっ、そうなの?
俺、10.8.5だけど普通にAppStore使えてるよ?
スリープから復帰したらWi-Fiが繋がらなかったりするやつか
自分もよく出るわ
あと、アプデしたらユーザー辞書が全部消えたのも糞
マウンテンライオンが一番良かった
Safariの改悪が半端じゃない
一文字目抜けるのとスワイプで複数ページ戻るのが出来なくなってる
Yosemiteでiphoneやipadをmacとwifi同期させるとmacの動作が恐ろしく鈍くなる。
10.6の人気が凄いな
ここにユーザーの本音が見え隠れしてる