昨日(27日)発売のMacFan 2015年2月号 40ページを見ていたら「OS X YosemiteはBluetooth オーディオのAACコーデックに対応していない?」という記事が出ていたので確認&その他まとめてみました。詳細は以下から。
OS X 10.10 Yosemite Developer Preview版では、Bluetooth オーディオでAACコーデックが対応になっていましたが、10月にリリースされたOS X 10.10 YosemiteはAACに対応しておらず、一定の条件下ではaptXではなくSBC接続になってしまう様なので以下にまとめました。
[OS X 10.10 YosemiteではBluetoothのオーディオコーデックにAACを標準サポート?]
OS X 10.10.0/1 YosemiteではAAC非対応
Developer Preview(Bluetooth ドライバー v4.3.0d54)で確認されたAACコーデックは、OS X 10.10 Yosemite(v4.3.1f2)ではBluetooth Explorer.appやdefaultsコマンドを使用してもAACを有効にすることは出来ませんでしたが、
Hardware IO Tools for Xcode 6.1のBluetooth Explorer v4.3.0にはまだAACの項目があるのでOS X 10.9.2 MavericksからApt-Xが標準対応になった様に今後対応するかもしれません。
周辺機器があるとSBCコーデックに?
フランスのMac系ブログ”Le journal du lapin”ではYosemiteがAACに対応していなかった事と、”Seconde déception(第2の幻滅)”として「Yosemiteも複数のBluetoothデバイスが接続されているとaptXではなくSBCで接続されてしまう」という検証を掲載しており、
Twitter[1, 2]やHacker News[1]などでも一部のユーザから同様の報告がされているようで、SBCになるとaptXではビットレート352 kb/sだったものが、325 kb/s(場合によっては226 kb/s)になってしまうのでBluetoothオーディオ機器を接続する際はコーデックを確認した方がよさそうです。
追記:Mac Fan 2015年2月号の該当のページ(40ページです)はGoogle Booksで読めるようなので、興味のある方は関連リンクからどうぞ。
関連リンク:
・Petit retour sur l’AAC, l’aptX, le Bluetooth et Yosemite – Le journal du lapin
・Mac Fan 2015年2月号 – Google Books
コメント
マベからそのままヨセミテにアップデートして
今確認したらSBCだった…なんだこれw
マベでapt-X完全対応じゃなかったのかw?
まあ色々トラブル有るからSBC安定だな
音質こだわるなら光なりでアンプ繋げと
iTunesがFLACやDSDに対応してないのもショボーンだしな
OSXもiOSもFlac未対応(標準では)が一番ショボーンだよね・・・
(ALACなんて汎用性ないから使わないし)