「Yosemite Recovery Update 1.0」でもリカバリー領域がアップデート出来ない場合の対処法です。詳細は以下から。
22日にOS X Yosemite Developer Preview 4.0と同時にリリースされた「Yosemite Recovery Update 1.0」はDP 1から問題[1, 2]だったYosemiteのリカバリー領域を復元するアップデートのようですが、これをインストールしてもアップデート出来ない人が何人かいるようで(私も含めてですが…)、その対処法も公開されていたのでまとめました。
現象
OS X YosemiteをインストールしたMacをBoot時にOptionキーを押し、リカバリー領域からリカバリーしようとした場合、OS X Yosemiteのリカバリー領域が見えずディスクユーティリティのデバッグモードで確認しても「Recovery HD」の他に「Macintosh HD x」が出現しリカバリー時にこちらが認識されてしまうという現象です。
*この場合ではMacintosh HDにYosemiteがインストールされています
対処法
この不具合はOS X がリカバリー領域を作成するようになったLion時代から存在しておりMavericks のDP時にも発生していた[1, 2]ため対処法も確立されているので、以下の通りInstallESD.dmgからパーティションを復元してやれば修正できます。
1.「Lion Recovery Update」をダウンロード。
2.「Install OS X 10.10 Developer Preview.app」を右クリックし「パッケージの内容を表示」から、[Contents/SharedSupport/]に移動して「InstallESD.dmg」をコピー(ダウンロードファイルにコピーしておいてください)。
3.後は「Lion Recovery Update」と「InstallESD.dmg」からリカバリー領域を再構築するだけですが、こちら[1, 2]の方法が面倒な方は”Yosemite Recovery Update 1.0 bug“スレッドに投稿されているrecovery.shをダウンロード&ダウンロードフォルダに全て置き
アクセス権を与えて実行。数十分でリカバリー領域が再構築されます。
4.これでOS X Yosemiteのリカバリー領域が再構築され、Optionキーを押しながらBootすると「Recovery-10.10」が確認できると思います。
おまけ
明日(今日?)OS X 10.10 Yosemiteのパブリックベータが公開されるそうですが、DPの段階ではYosemiteをメインドライブにインストールするとパーティションが破壊(書き換えられて)してしまう不具合がDeveloper Forumや各Forum[1, 2, 3]で報告されているのでPBをインストールされる方は、外付けストレージやサブ機にインストールして様子を見たほうがいいと思います。
関連リンク:
・Yosemite Recovery Update 1.0 bug
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