Apple、次期macOS 28以降では暗号化されたMac OS拡張(HFS+)フォーマットが非サポートとなるため、ユーザーに対しボリュームをAPFSで再フォーマット&復号化しバックアップを取るように指示。

macOS 28
記事内に広告が含まれています。This article contains advertisements.
スポンサーリンク

 Appleが次期macOS 28以降では暗号化されたMac OS拡張(HFS+)フォーマットを非サポートとするため、ユーザーに対しボリュームをAPFSで再フォーマット&復号化しバックアップを取るように指示しています。詳細は以下から。

ディスクユーティリティ

 Appleは現地時間2026年06月15日にリリースした「macOS Tahoe 26.6」において、macOS 26.6でCoreStorageを用いた暗号化されたHFS+フォーマットを非推奨とし、2027年秋にリリースされると思われる「macOS 28 (macOS 27 Golden Gateの次のmacOS)」でサポートを終了すると開発者向けに通知しましたが、

Encrypted HFS+ (CoreStorage) is deprecated and will not be supported in macOS 28.

Encrypted HFS+ (CoreStorage) is deprecated and will not be supported in macOS 28. If you use Encrypted HFS+ backups on external drives, begin backing up to encrypted APFS-formatted external drives instead. (175892336)

macOS Tahoe 26.6 Beta 2 Release Notes – Apple Developer

現地時間2026年07月07日付けで、暗号化されたMac OS拡張(HFS+)フォーマットを利用するユーザー向けにもサポートドキュメントを公開し、暗号化されたHFS+ディスクのデータをバックアップ/復号化するように通知しています。

About support for encrypted Mac OS Extended disks in macOS 28 or later

In macOS 28 and later, the Mac OS Extended file system format will be supported only for volumes (disks and other storage devices) that aren’t encrypted. For future macOS compatibility, either decrypt or reformat any encrypted Mac OS Extended volumes.

About support for encrypted Mac OS Extended disks in macOS 28 or later – Apple Support

暗号化されたMac OS拡張(HFS+)フォーマット

 Appleが公開したサポートドキュメントによると、macOS 28以降ではMac OS拡張(HFS+)フォーマットは暗号化されていないボリュームやストレージでのみサポートされ、暗号化されたMac OS拡張(HFS+)ボリュームのデータは読み込みができなくなるようです。

macOS 10.15 Catalina

macOS 10.15 Catalinaのディスクユーティリティで作成したMac OS拡張(暗号化)ディスク

 そのため、Appleは今後のmacOS 26 Tahoeで暗号化されたMac OS拡張(HFS+)のストレージを利用するユーザーに対し通知を表示する機能を提供するほか、以下のようにディスクユーティリティで暗号化されたMac OS拡張(HFS+)ストレージを確認するように求めています。

暗号化されたMac OS拡張(HFS+)ボリュームを発見する

暗号化されたMac OS拡張(HFS+)ボリュームを発見する

  1. アプリケーションフォルダ内の[ユーティリティ]フォルダを開いてくか、Spotlight検索を利用して[ディスクユーティリティ]アプリを起動。
  2. メニューバーの[表示]メニューから[ボリュームのみ]を選択。
  3. ディスクユーティリティのサイドバーで、ボリューム名を選択。
  4. 右側のボリューム名の下に表示される情報に[Mac OS拡張]と[暗号化]が表示される場合はmacOS 28以降利用できなくなります。
  5. 例:CoreStorage Logical Volume • Mac OS Extended (Case-sensitive, Journaled, Encrypted)
    例:CoreStorage論理ボリューム • Mac OS拡張(ジャーナリング、暗号化)

ボリュームを再フォーマット/復号化

 また、AppleはmacOS 28以降で暗号化されたMac OS拡張(HFS+)ボリュームのデータを利用したい場合は、データを全てバックアップしてからmacOS 28へアップグレードする前に、ボリュームを再フォーマットするか、ボリュームを復号化するように求めており、以下の方法を公開しています。

ボリュームを再フォーマットする

 ボリュームの再フォーマットはディスクユーティリティから[消去]を選択してAPFSやAPFS(暗号化)でフォーマットするだけですが、ボリューム(HDD/SSDなど)に保存されたデータはすべて消えてしまいます。

ボリュームをAPFSで再フォーマット

ボリュームをAPFSで再フォーマット

ボリュームを復号化する
復号化する

暗号化されたMac OS拡張(HFS+)ディスクを復号化する

  1. 暗号化されたMac OS拡張(HFS+)フォーマットのHDDやSSDをMacに接続し、暗号化パスワードを入力してロックを解除。
  2. デスクトップまたはFinderウィンドウのサイドバーにあるドライブのアイコンをControlキーを押しながらクリックし、コンテキストメニューから[復号]を選択。
  3. 暗号化パスワードを再度入力し、[暗号化をオフにする]をクリックして復号化が完了するまで待ちます。

 大容量データが保存された暗号化されたMac OS拡張(HFS+)ドライブの復号化には時間がかかるため、ターミナルアプリを利用して”diskutil cs list”コマンドを利用して進行状況を確認する事ができます。また、AppleはHFS+からAPFSフォーマットへの移行も進めているので、Mac OS XやOS X時代からMacを利用されているユーザーの方はチェックしてみて下さい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました