OWC、3.5インチHDDとNVMe M.2 SSDを搭載可能なMac Studioに重ねて使えるデザインのThunderbolt 5対応ドライブ＆ドック「OWC StudioStack」を発表

OWC

OWC StudioStack,miniStack STX

2025.11.13

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　OWCが3.5インチHDDとNVMe M.2 SSDを搭載可能なMac Studioに重ねて使えるのデザインのThunderbolt 5対応ドライブ/ドック「OWC StudioStack」を発表しています。詳細は以下から。

　米OWCは現地時間2025年11月12日、Mac Studio向けに3.5インチHDDとNVMe SSDを各1基搭載可能なThunderbolt 5に対応したドライブ兼ドック「OWC StudioStack (SKU:OWCTB5SSH00S00)」を12月中旬に発売すると発表しています。

The Mac Studio is the ultimate creator’s workstation and a stackable dock packing both extra ports and built-in storage can be a fantastic and tidy way to expand your Studio’s capabilities even further.But there’s a problem. Some stackable docks look great but fail to deliver on the things that make a great drive or dock. Enter the new Thunderbolt 5-equipped OWC StudioStack.

Introducing OWC StudioStack: The Stackable Thunderbolt 5 Drive/Dock for Mac Studio Packing Up to 32TB of Storage – OWC Blog

　OWC StudioStackは、AppleがユニボディのMac miniの販売を終了したため、StudioStockという名前になっていますが、この製品はOWCが2011年に旧Mac mini向けに発売した、Mac miniに重ねて使えるUSB 3.1 Gen1 (5Gbps)対応のストレージケース「miniStack」や、2021年に発売されたThunderbolt 4 (40Gbps)対応の「OWC miniStack STX」シリーズの後継モデルのようで、

OWC StudioStack,miniStack STX

内部には静音ファンと最大容量24TBの3.5インチHDDや2.5インチSSDを1基搭載可能な3.5インチベイに加え、最大8TBのNVMe SSDを1基搭載可能なスロットが用意され、Thunderbolt 5 (80Gbps)対応のMac Studio (2025)などと最大6,302MB/sの高速なデータ転送が可能になっているそうです。

　また、OWC StudioStackの背面にはホスト接続用のThunderbolt 5ポートに加え、Thunderboltデバイスを拡張可能なThunderbolt 5ポートが3つ、USB 3.2 Gen 2仕様のUSB-A (10Gbps)ポートが1つと、DC-IN、Kensingtonセキュリティスロットがあり、側面にもUSB 3.2 Gen 2仕様のUSB-Aポートが2つ搭載されドックとしても利用できるようになっています。

　OWC StudioStackのThunderbolt 5コントローラーはIntel Barlow Ridge JHL9480、USBコントローラーはFresco Logic FL5801 & Genesys GL3590が採用され、Thunderbolt 5接続では最大2台の8K@120Hzまたは3台の4K@144Hzディスプレイを接続でき、前面にはHDD/NVMe SSDアクセスLEDインジケータも搭載。

　サイズはMac Studioや旧Mac miniと同じフットプリントの19.7 x 19.7cmで高さ3.7cm、重さ約800gで、筐体はアルミニウム製で、システム要件はmacOS 14 Sonoma以降のThunderbolt/USB4ポートを搭載したMacとなっていますが、Thunderbolt 5の性能を活かすにはmacOS 15 Sequoia以降を搭載したMac Studio (2025)が必要です。