OWCがNVMe M.2 SSDを8基搭載しRAID構成で最大転送速度2,949MB/sの32TBストレージを構成できる「OWC ThunderBlade X8」を発表しています。詳細は以下から。
アメリカのサードパーティメーカーOWCは現地時間2024年01月08日、最大8基のNVMe M.2 SSDを利用し、RAID構成で最大データ容量32TBとなるThunderbolt 3対応ストレージ「OWC ThunderBlade X8」シリーズを発売すると発表しています。
ThunderBlade can hold up to eight (8) NVMe M.2 SSDs and supports capacities up to 32TB. When it comes to performance, ThunderBlade is truly without competition thanks to data transfer speeds up to 2949MB/s.
OWC Blogより
OWC ThunderBlade X8は2019年から販売しているThunderbolt 3対応ストレージ「ThunderBlade」の上位モデルで、内部にNVMe M.2 SSDを8基搭載しRAID 0を構成することで、
最大データ転送速度がREAD 2,949MB/s, WRITE 2,860MB/sを記録しており、Windows PC環境ではオリジナルのThunderBladeよりデータ転送速度が最大21%高速化しており、Intel Macでは最大15%、Apple Silicon Macでも10%程度高速となっているそうで、
筐体は引き続きアルミニウム製のファンレスケースを採用していますが、オリジナルのThunderBladeでは前面に配置されていたアクセスLEDバーはデザイが見直され、
暗い撮影現場や動画編集室でもアクセスLEDの光が気にならないよう下向きに配置され、電源のON/OFFや、どのSSDにアクセスされているかがわかるようになったそうです。
また、背面には12V/7.5AのDC INポートに加え、Thunderbolt 3ポートを2つ搭載し、最大5台のThunderboltデバイスとのデイジーチェーンが可能で、オプションでOWC ThunderBladeシリーズのSSDを2台縦置きにできる「OWC ThunderBlade X Spacer (24.99ドル)」も販売されています。
OWC ThunderBlade X8のサイズは約20.8 x 12.4 x 3.4cm、重さ約1.1kgで、価格は8TBモデルが1,749.99ドル、16TBモデルが2,749.99ドル、32TBモデルが2月以降発売予定(価格未定)で、オリジナルのThunderBladeも引き続き販売されるそうなので、購入を検討されている方はストレージ容量と性能、価格を比較してみてください。
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