Appleが米国ユーザを対象に一部のApple Watch Seriesで新しい血中酸素ウェルネスに対応した「iOS 18.6.1」と「watchOS 11.6.1」をリリースしています。詳細は以下から。
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Appleは現地時間2025年08月14日、07月29日にiPhone XS以降にリリースした「iOS 18.6 (22G86)」のマイナーアップデートとなる「iOS 18.6.1 (22G90)」とApple Watch Series 6以降に「watchOS 11.6.1 (22U90)」をリリースしています。

このアップデートには、Apple Watch Series 9、Series 10、およびApple Watch Ultra 2をお持ちの米国のユーザを対象とした新しい血中酸素ウェルネスの体験が含まれます。測定値はiPhone上で計算され、ヘルスケアアプリで表示されます。
リリースノートより抜粋
血中酸素ウェルネス機能については、既に多くのApple Watchでサポートされていますが、アメリカでは医療機器メーカーのMasimo社が、Apple Watchの血中酸素センサーに自社の特許が使用/侵害されているとして米国国際貿易委員会(ITC)とカリフォルニア州連邦地裁に提訴していたため、Appleは2024年から血中酸素ウェルネス機能を無効化して販売していました。

血中酸素ウェルネスを測定する機能は、2024年1月18日以降に米国のAppleで販売されたApple Watchユニットでは使用できなくなります。これらの製品には、末尾がLW/Aの部品番号が付いています。
取り込まれた酸素のレベルをApple Watchで測定するより
今回、Appleは何らかの方法で、この問題に対処したようで、iOS 18.6.1とwatchOS 11.6.1では、アメリカで販売されたApple Watch Series 9、Series 10、Apple Watch Ultra 2でも中酸素ウェルネスアプリが利用できるようになっているそうなので、アメリカでApple Watchを購入&使用されている方はチェックしてみてください。

- 取り込まれた酸素のレベルをApple Watchで測定する – Apple Support
- An update on Blood Oxygen for Apple Watch in the U.S. – Apple


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