Polysoft、Apple M3 Ultra/M4 Maxチップ搭載の「Mac Studio (2025)」を最大16TBまでアップグレードできるSSDモジュール「Studio Drive M3/M4」を発売。

　PolysoftがApple M3 Ultra/M4 Maxチップを搭載した「Mac Studio (2025)」を最大16TBまでアップグレードできるSSDモジュール「Studio Drive M3/M4」を発売すると発表しています。詳細は以下から。

　Appleが2022年03月に発売したMac Studio (2022)は、SSDがモジュール式となっており、SSDモジュールはAppleの独自仕様なもののユーザーが修理に加えアップグレードすることも可能になったため、フランスでMacの修理業を行っているPolysoft Servicesは、2024年にクラウドファンディングサイトKickstarterにおいて、

Appleが公開したMac Studioの修理マニュアル

Apple M1 Max/Ultra、M2 Max/Ultraチップを搭載したMac Studio (2022/2023)用のアップグレードSSDモジュール「Studio Drive」の開発資金を募り、目標資金額の300%を集めてStudio Driveを発売していましたが、PolysoftはMac Studio (2022/2023)に加え、新たにMac Studio (2025)用のStudio Driveを開発＆販売すると発表しています。

Studio Drive

Studio Drive M3/M4

　Studio Drive M3/M4は、Apple M3 UltraチップまたはM4 Maxチップを搭載したMac Studio (2025) (型番はA3389/A3143)専用のSSDモジュールで、Studio Drive M3は最大16TBまで、M4は最大8TBまで用意されており、Studio Drive M3 16TBではKioxiaやHynix, SanDiskの8TB NANDチップを採用し 8 x PCIe 4.0レーン接続で、データサイズがSLCキャッシュ内では最大10GB/s、SLCキャッシュ外で最大1.5GB/sとなるそうです。

Studio Drive M3 16TB

価格もStudio Drive M3 16TBが2,359ドル/359,000円、Studio Drive M4 8TBは979ドル/139,000円と、保証は受けられなくなるものの、Apple StoreのCTO価格の2~3分の1の価格でSSDをアップグレードできる様になっています。

Apple StoreでのMac Studio (2025)のSSD CTO価格

　Studio Drive M3/M4は5年または4,000~32,000TBW保証付きで、Polysoft Servicesストアでの価格はストレージサイズにより以下の通りとなっていますが、Polysoft Servicesストアでは、Studio Drive M1/M2の発送遅延とM3/M4カードの最終調整で、各ロットの発送に遅延が発生しており、現在予約購入が出来ない状態ですが、08月頃には問題が解決し通常発送できるようになるようです。

2番目と3番目のロットの間の遅延についてお詫び申し上げます。この遅延は、M3およびM4のカードの最終調整と、70件の配送インシデントの処理によるものです。各顧客に個別に連絡をしています（150通のメールを送信し、残り半分が残っています）。

Mac StudioおよびMac Mini用SSDアップグレード – Polysoft

おまけ

　なお、Mac Studioの分解は底面に貼られたテープを剥がし、トルクスドライバーでトルクスネジを4本取り外すだけで、Mac mini (2024)より簡単ですが、SSD交換後はDFUモードにしてApple Configurator 2でリストア(復元)する必要があるので、もう一台、復元用のMacが必要なことに注意してください。

Studio Drive M3/M4の価格

Mac Studio (2025) with M3 Ultra

Mac Studio (2025) with M4 Max

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