米OWCがCES 2025にあわせThunderbolt 5対応のRAIDストレージ「ThunderBlade X12」や「Thunderbolt 5 Hub」、最長4.5mのUSB4ケーブル「USB4 40Gb/s Active Optical Cable」を発表しています。詳細は以下から。
米OWCは現地時間2025年01月06日、07日から米ラスベガスで開催されるCES 2025にあわせて、同社が2025年内に発売を予定しているThunderbolt 5対応ストレージや光ファイバーを利用し最長4.5mとなるThunderbolt/USB4ケーブルなどを発表しています。
OWC ThunderBlade X12
OWC ThunderBlade X12は2024年に発売された最大ストレージ容量32TB、最大データ転送速度最2,949MB/sのThunderbolt 3対応ストレージ「OWC ThunderBlade X8」の上位モデルで、最大ストレージ容量は前モデルの3倍の96TB、データ転送速度は2倍以上の6,500MB/sに達するそうです。
詳細なスペックは公開されていませんが製品名からNVMe SSDを12基搭載しているようで(最大容量モデルは8TB x12基で96TB)、RAID 0, 1, 5, 10をサポートし、8K RAWや16K動画、VR用の空間ビデオ編集などの高負荷なワークロードにも耐えられる仕様で、アクセスLEDは暗い編集室でも気にならないよう輝度を調整可能。
サイズは不明ですが、公開された画像を見る限りではMac mini (2024)より一回り大きく、ThunderBlade X8とおなじく筐体全体がアルミニウム製のヒートシンクとしてき機能し発売は2025年03月を予定。
OWC USB4 40Gb/s Active Optical Cable
OWC USB4 40Gb/s Active Optical Cableは光ファイバーを採用し最長4.5mとなるThunderbolt 4/USB4対応ケーブルで、最大データ転送速度は40Gbpsで遠隔にある外部ストレージや8KディスプレイをMacやPCに接続することが可能。
OWC USB4 40Gb/s Active Optical Cableは3mモデルが最大240W、4.5mモデルが最大65W Power Deliveryをサポートし、ケーブルの外装は高耐久の編み組ナイロンケーブルで、電磁/電波干渉(EMI/RFI)対策も施されており、価格は3mモデルが98.99ドル、4.5mモデルが129.99ドルで本日より販売を開始。
OWC Thunderbolt 5 Hub
OWC Thunderbolt 5 Hubは、昨年末にApple M4チップ搭載のMacの発売に合わせて発表されたThunderbolt 5対応のハブで、2020年に発売したThunderbolt 4ハブ「OWC Thunderbolt Hub」とほぼ同じアルミニウム筐体のファンレスデザインで、前面Thunderbolt 5 x1ポートとデータ転送速度10GbpsのUSB-C (USB 3.2)ポートを、
背面に合計3つのThunderbolt 5ポート(1ポートはホスト接続用)とDC-IN、セキュリティロックポートを搭載し、最大データ転送速度はThunderbolt 4 (40Gbps)の2倍となる双方向帯域幅80Gbpsでビデオ帯域幅は最大120Gbpsとなるため、
対応するPC*からケーブル1本で最大3台の8K@60Hzまたは2台の8K@120Hz/3台の4K@144Hzディスプレイ出力が可能で、ホストのMacBook ProやノートPCを最大140W PDで充電することも可能となっており、価格は189.99ドルで本日より一般販売が開始されているので、今後日本でも発売されると思われます。
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