AppleがApple Watch史上最も大きいディスプレイを採用し睡眠時無呼吸を通知する機能が追加された「Apple Watch Series 10」を発表しています。詳細は以下から。
Appleは日本時間2024年09月10日、スペシャルイベント「It’s Glowtime. (時が満ちる。)」を開催し、その中でApple Watch史上最も大きく薄いディスプレイと初の広視野角OLEDディスプレイを採用した「Apple Watch Series 10」を発表しています。
Apple Watch Series 10は、時間のチェックや通知の確認、ワークアウト時の測定値など操作の中心となるディスプレイが刷新され、スクリーン領域がApple Watch Series 6より最大30%大きくなっており、
スポーツ選手や冒険家向けに開発されているApple Watch Ultra 2よりも少し大きいこのディスプレイはApple Watch史上最大で、フォントを大きくしてもコンテンツは見やすいままで、メッセージやNewsアプリなどは表示する行が増え情報量が多くなります。
OLEDディスプレイ
ディスプレイにはApple Watchとしては初めて広視野角OLEDディスプレイが採用されており、1つ1つのピクセルが最適化されより広い角度で多くの光を放つ一方、
OLEDディスプレイは電力効率がとても高いため、これまでの常時表示モードでは1分間に1回ディスプレイ上の情報が更新されていましたが、Apple Watch Series 10では1秒間に1回ディスプレイを更新するようになったそうです。
また、歩いている時や手を膝の上においているときなど時計を斜めから見る際にもApple Watch上の情報が確認しやすいよう、新しい広視野角OLEDディスプレイは輝度が最大40%明るくなっており、手首を下げているときでも動いている秒針までが見えるようになったそうです。
筐体
Apple Watch Series 10はSeries 9より薄い、わずか9.7mmの厚さとなっており、Appleはこの厚さを実現するためにSiPやDigital Crown、そしてスピーカーなどを再設計したそうですが、
再設計されたスピーカーは音響性能を妥協することなくサイズが30%小さくなり、さらにApple Watchとしては初めて音楽やPodcastなどのメディアを、このスピーカーから直接再生できるようになったそうです。
その他
その他、Apple Watch Series 10では、わずか30分で最大80%まで充電できるようになった高速充電機能、電力効率と4つのNeuralEngineにるインテリジェンスを重視した設計のS10 SiP、Series 9ステンレススチールケースより約20%軽いチタニウケースが採用/追加され、
新機能としてユーザーの睡眠時無呼吸(Sleep apnea)を検出する機能が追加されています、この機能は加速度センサーを利用しユーザーの睡眠時に呼吸をモニタリング、30日ごとに呼吸の乱れデータを分析、中等度から重度の睡眠時無呼吸の兆候が見られると通知してくれるそうです。
Apple Watch Series 10の価格はGPSが399ドルから、GPS + Cellularモデルが499ドルからとなっており、本日から予約が開始され発売は09月20日となっています。
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コメント
> Series 9より約20%かるいステンレススチールケースが採用
ではなく、
Series 9のステンレススチールケースより約20%かるいチタニウケースが採用
かと思います