Xcodeの高速ダウンロードや管理が可能なオープンソースのXcodeバージョン管理ツール「Xcodes App v2.0 beta 1」がリリースされています。詳細は以下から。
Xcodesシリーズはカナダのソフトウェア会社Robots & Pencilsが2019年からオープンソースで開発しているコマンドラインツールで、Appleの統合開発環境「Xcode」のダウンロードやインストール、バージョン管理(切り替え)が可能ですが、このxcodesコマンドをGUI化した「Xcodes.app」のバージョン2.0 Beta 1が公開されています。
このXcodes.appを開発しているMatt Kiazykさんによると、Xcodes.app v2.0ではAppleがXcode 15から行っている、XcodeアプリとmacOSやiOS、iPadOS, watchOS, tvOS, visionOSのプラットフォーム(ランタイム)を別々で配布する通信の最適化に対応するため、NavigationSplitViewでメインビューにプラットフォームの管理カラムを追加し、新たにプラットフォームのダウンロード&インストールが可能になっているそうです。
また、Xcodes.app v2.0でも引き続きaria2を利用した16コネクションの並列ダウンロードで、Xcodesアプリに加えプラットフォームも通常ダウンロードの3~5倍のスピードでダウンロードが可能になっているそうなので、Xcodeユーザーの方はチェックしてみてください。
Xcodes.app v2.0では最小システム要件がmacOS 13 Ventura以降に引き上げられるようです。
- XcodesOrg/XcodesApp – GitHub
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